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宝くじを買いますか?当たったら何に使いますか?

当選確率が驚くほどに低くても、宝くじを買う人は、夢を買っている、という理由だけで十分らしい。

もし当たったら、当せん金には税金かからないことが嬉しいし、外れても、福祉車両の購入とかに使われたと聞くと、なんとなく良いことした気分になるらしい。

一方で、お金をもらったら贈与税がかかる、その税金は安心・安全な社会のために使われると知っていても、モヤモヤするのはなぜ?
直接利益を得ないから?

お金に色はありませんが、人の感情にまみれたお金の声には耳を傾けたくなります。

「Aさん」 聞いてくださいよ~貴美子さん
      ロト7で1等7億円の当せんが出た!てニュース知ってます?
      私7億なんて言わない、1億でいいから当たらないかな~

「私」  私もそう思うよう。宝くじの当選金額には税金かからないしね。

「Aさん」 マジですか?1億でも7億でも税金かからない?
      もし宝くじで1億当たったら、ダンナさんと娘に1千万円あげちゃおうかな~
 
「私」  いいね~自由に使えるお金だし。
     私は高級温泉旅館にご招待して欲しいな。
     でも、家族にあげたら贈与税かかるよ。
 
「Aさん」 えっ?さっき税金かからないって言いましたよね?
      自由に使えるお金って。
 
「私」  税金がかからないのは当せん金をもらった人の話。
     それをどう使うかによっては、税金がかかる場合があるんだよ。
     例えば、ダンナさんと娘さん(10歳)に1千万円ずつ渡したら、それに対しては贈与税が231万円かかるんだよ。
 
「Aさん」税金高い・・・夢も見れない気分
 
「お金さん」そんなことないよ~税金を払った残りは自由に使えるお金なんだから。
      税金は悪、税金を払うと損する考え方って根深いよね。そもそも宝くじの収益金の約4割が公共事業や社会貢献活動に使われているんだよ。税金の使われ方と同じなのにね。何が違うの?


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