頑張っている人はお金も味方にする
「働かざる者食うべからず」という言葉を聞かなくなりました。
稼ぐ手段が増えたかもしれませんが、頭を使うか、体を使うか、いずれにしても、生きていくためにお金は必要です。
最近、離婚の話をよく耳にします。
離婚後のライフプラン、マネープランは「離婚してから考える、離婚が先!」と別れること以外は考えられない人もいますが、そういう人には、生活費にどれだけかかるか具体的な数字を書き出してもらうようにしています。
すると、離婚と言わなくなる、言えなくなる人もいます。
先日もこんな話がありました。
「Aさん」 聞いてくださいよ~貴美子さん
友人から離婚の相談を受けたんですよ
「私」 それは、それは、おめでとうございます!でいいのかな?
「Aさん」 いやいや、彼女は専業主婦で、離婚の原因はダンナさんのせいで、こんな風に育ったのは親のせいだからと、実家に帰って、ダンナさんから養育費もらえば、なんとかなるみたいな話してて、ビックリでした。
「私」 ダンナさんがお金持ちで慰謝料や養育費を沢山渡せる人かもしれないし、実家がすごい資産家なら、働かなくても生きていけるかもね。
「Aさん」 ダンナさんは普通のサラリーマンですよ。彼女のお母さんも遺族年金以外に収入ないらしく、お父さんが残してくれた家があるから住むところには困らないけど、持病があって、今さら働けないし、娘に孫を連れて帰ってこい、とは言えないと悩んでたんですよね。
「私」 食料品や電気代の値上がりなど物価の高騰とか、それに医療費がかさむとなると、お母さんの気持ちもわかるよね。もしかしたら、パートナーになる人がいたりして・・・
「Aさん」 そんな気配はなかったです。
「私」 じゃあ投資したり、不動産収入とか、いわゆる不労所得があるとか???
「Aさん」 それだったら、子どもに小遣いが必要ならポイ活しろ、なんて言わないと思うんですよね・・・
【お金の気持ち】
せっかく離婚を決意したなら、人のお金をあてにせず、自分で稼ぐことで自由と幸せをつかみ取れ~真剣に頑張っている分、私も頑張る!
でも、被害者面して人に依存して、人の優しさを利用して生きていく人間のところんなんて、行きたくないわ!すぐ逃げ出すわ!
感情で思考を止めるのではく、冷静に自分のため、子どものためにどうすべきか、そのためには今も未来も「数字」で表してみましょう。
子どもさんの年齢にもよると思いますが、総務省統計局の資料によるとシングルマザーの1ヶ月の平均生活費は20万円から23万円とのこと。
20万円稼ぐには・・・
時給1500円で月収に換算すると24万円、これから税金と社会保険料を引くと手取りは19万円ほど。
0~18歳までの子どもがいて母子家庭および父子家庭がもらえる児童扶養手当などの公的支援制度を利用するにしても、生活に余裕がないことは明らかです。
日本の平均時給は1,249円(2024年1月の全国平均時給)です。
子育てしながら働ける環境で、時給1,500円以上、月収24万円以上、やりたい仕事が見つかるのでしょうか?
子どもの成長に必要なお金、もしもの時の備え、どうすべきかは数字が教えてくれます。
正社員、派遣、アルバイトだけじゃなく、才能を活かして事業を始めることだって、稼ぐ方法は沢山あります。
色々な選択肢があり、何を選択し実行するかは本人次第。どんなことも可能にしていけます。
楽な仕事は犯罪行為に繋がっているかもしれません。
どんなリスクがあるかもわかりません。
新しい世界を選ぶのなら、一生懸命に生きないと、後悔します。
自分が選択し、選んだ道で努力するなら、きっとお金は喜んで応援してくれると思います。
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