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お金の使い方に表れる人格 縁の切れ目はお金の切れ目


「Aさん」 聞いてくださいよ~貴美子さん
   昨日、新しくきた上司の歓迎会だったんですが、最悪~もう二度と行かないって思いました(怒)

「私」 飲み会、お疲れ様。新しい上司、そんなに酷かった?

「Aさん」 上司の自慢話は全く面白くなかったし、途中で寝ちゃって、同じ方向だからって私がタクシーで送り届けるはめに・・・朝から歓迎会なのにお金請求するの?って言われて、タクシー代も帰り道だったんでしょ?で終わり・・・
 
「私」 それは酷いね。私が公務員の頃に出会った昭和のオジサンの中にもそんな人がいたな~上司を魚釣りやゴルフに誘ったり、贈り物をしたり、上司の特別になるためにお金を使って出世した人は、そうしてもらうのが当たり前だと思ってた。一方で、後輩だからジュースやランチを奢ってもらうのが当たり前、財布は出しませんという人もいたな。
 
「Aさん」 貴美子さんのまわりってブラックな人多かったんですね・・・金払いが悪い人って、人間性まで悪く見えませんか?
 
「私」 そうだね。私はお金の価値観が似ている人と付き合うようにしているかな。それに、私の場合、お金もだけど、時間も気にする。嫌な人に大事な時間を奪われるとお金で損したのと同じ気分になるな。
 
「Aさん」わかります。友人の愚痴を延々と聞かされ上に、かわいそうと思うなら奢ってくれと言われると、私は親じゃないと言いたくなります。そんな人とは、だんだん疎遠になっちゃうかな。
 
「お金さん」「金の切れ目が縁の切れ目」お金はツールの一つ、どう使うか人間関係の機微に表れる。お金の払い方を人は見ているし、お金だって見てる。喜んで使ってもらう、感謝の気持ちをもって支払われる時は気分いいし、そんな使い方をしてくれたら嬉しいから、その人のところに集まってくるんだよ。

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