☆ チャーチルとヒトラー ☆
※ 星谷光洋の作詞作曲&演奏のハードなメッセージソングです。
※イギリスの首相のチャーチルと、ドイツの総統、ヒトラーのドキュメンタリーを視聴した感想です。
NHKさんで、毎回、タイマー録画してみている番組で、「映像の世紀・バタフライエフェクト」がとても大好きで毎回、みています。
子供の頃から、なぜ世界から争い、紛争、戦争がなくならないのかと疑問でした。
「映像の世紀・バタフライエフェクト」の「チャーチルとヒトラー」をみて、なにか少しだけわかったような気持ちになりました。
どちらもプロ級の絵画を描き、信じられないことに、好戦的で、戦うことに喜びと生きがいを感じている二人でした。
チャーチルに新聞記者が、戻れるならどの時代に戻りたいのかと尋ねたら、「なんどでもヒトラーと戦いはじめた1940年に戻りたい」と答えたそうです。
この世界は、平和を願い、争いを嫌う人ばかりではないのだと今さらながらに思いました。
戦争だけでなく、社会全般でも、どんな業界、分野でも勝ち抜かなくては、生き残っていくことはできません。
いわゆる、「パイ」は決まっています。
椅子取りゲームの世界なのです。
より広い領地を、より人気を、より興行成績を、より売り上げを、より大きな会社にしていこうと思う人がいるかぎり、勝者と敗者が生まれてくる、弱肉強食なのがこの世界なのだと思います。そして、争い、紛争、戦争は絶えることがないのだと思いました。
生存競争があるゆえの成長と進歩。苦しみゆえの喜びとはいえ、憎しみ、悲しみは日々、増えて、積もっていくことを思うと、世界の未来が明るいとはとうてい思えなくなります。
私を含めて、多くの人は「人を見る目がない」ものだと思います。
世界は、なぜ人々を殺戮していく指導者を選ぶのでしょうか。
日本でも話題になる人が選ばれてしまうことがあります。
古来より、民度(民族、国民の精神レベル)以上の指導者はあらわれない、といいますが、とても残念なことだと思っています。
今月は戦争、紛争激化、大事故と大災害、大事件が起きやすい庚申の月です。台風と水害は来月の初旬まで続き、低温被害もありそうです。
これだけの酷暑ですが、結果的に、気温は低めになると思っています。
ただただ、台風の被害が広がりませんように。ロシアとウクライナの戦争が、1日もはやく終わることを心から願っています。
(了)