168的解離の感覚
こんばんは。168です。今日はわたしの人格交代や記憶の保持についてお話しようと思います。ちょっと長くなるかもしれません。
あくまで”わたしの”感覚ですので、解離者さん全てに当てはまる訳ではありませんし、似て非なるものですのであしからず。
まず、人格交代の感覚についてお話します。よく例えに出てくる部屋とかスポットライトとかそういうものはありません。後ろを振り向くといるという感覚です。前に出た人が体を操り言葉を話し、日常生活を送ります。
わたしの場合はいきなり変わるわけではなく、グラデーションのように変わります。グラデーションの時が1番しんどくて気持ち悪いのですが、自分に戻ろうとするのも一筋縄ではいかずしんどいのでいっそ「代わるなら早く代われ〜!」って思ってますwそして、誰が変わるかという事は決められずランダムです。これは危ないと思いますね。基本的に恭弥くん率が高いのでまだ何とかなってますが。
交代が始まるとまず指先から痺れるようになり、感覚が薄らいでいきます。そこからじわじわ体の感覚を失うので”今は168じゃないとダメ”って言う時は体の部位を触って(←言葉選びが…)感覚を取り戻し交代を防ぎます。ほっとくと誰かにかわります。
ここからは少し自分でも難しい話になるのですが、交代したというのが168の精神では分かりません。他の子たちはいつも後ろから見てる、とか、スクリーンに168の生活や人間関係を見てるとか言ってますが…他の子が出ている間わたしは何してるんでしょう?(知るか)
さて、続いて「記憶の共有」についてです。
これ1番気になってるんじゃないですかね。解離性障害と言えば記憶の有無だ!!みたいな。よくお話の題材にも使われますから。
これ勘違いされやすいんですけど、他の解離者さんも仰ってますが、交代人格の記憶が全部ない訳では無いんです。168の場合。
寝ている間に見た夢を思い出すような感覚ですね。
全部ハッキリ覚えてる・所々抜けてるけどまぁ覚えてる・全く覚えてない… のどれかです。
記憶がある=多重人格ではない! なんて事はありません。全ての記憶が飛ぶ方ももちろんいらっしゃいますがきちんと保持してらっしゃる方も多いと思いますよ。
幸いなことにわたしたちは皆「人前で恥をかくこと」について恐れを抱いています。これが共通の思いなのでまだ統制が取れているのだと思います。知らんけど。
あと、見た目が変わる訳では無いので黙ってれば人格が変わった事はバレません。ただ覚えのない話をされると困りますので適当に相槌打ってます。
この話はこんな所でしょうかね。次は人格各々が書きたいこと書き始めると思います。それではまた。
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