本日出した、News Releaseについての想いです。
こんにちは、株式会社いろは代表取締役三浦剛士です。
このたびの新型コロナウイルスの影響は大きく、苦しい日々が続いております。被害に遭われた方に対しましては心よりお見舞い申し上げると共に、事態の一刻も早い回復を願っております。
本日、弊社よりプレスリリースを出しました。
「民泊施設の臨時活用モデルとしてセカンドハウス化し短時間レンタルプランを提供開始」という内容です。
詳細については、こちらのリリース内容をご覧ください。
今日のnoteでは、弊社として今回のコロナウィルス、非常事態宣言に対しての姿勢など、私の考えや想いをお伝えします。リリースにもメッセージを掲載しているのですが、言葉の補足とより深くお伝えできればと考えました。
①なぜ、このプランを始めようと思ったのか?
宿泊業界では、休業を決断する施設も増えてきています。私たちも現段階でも状況を鑑みながら、今もなお何が最善なのかをずっと考えています。
現在、テレワークと形を変えて仕事を続けていかなければならない方々がいるのは沢山おられます。しかし、リビングの作業スペース化に伴う同居する両親へのストレスや、生活習慣の変化に伴う夫婦間でのモラハラ、さらには児童虐待に関する相談の増加など、職住融合の副次的な課題が顕在化しつつある状況となっています。
ほんの少しだけアイディアや考え方を変えることで、起きている問題や解決の一助になればと考え、民泊施設を利用したセカンドハウスレンタルプランをリリースすることに至りました。
②対策と配慮は?
今回の取り組みは、外出を促すものではありません。小規模施設としての特徴を活かし、感染拡大を防ぐ体制を整えています。
1日1組限定にしたこと、アルコール除菌の準備やマスクの準備、使用後の清掃などの配慮が出来ている小規模施設である民泊だからこそ出来ることだと考えに至ります。
③弊社のコロナに対する姿勢/考え方
Afterコロナ、withコロナを同時に最善策を考えています。
旅館業や観光業のことを考えればAfterコロナとして出来ることを今も模索しております。
これらのことをトップダウン・独断ではなく、スタッフと共に日々話し合いを重ねて、その上で同じ行動をする指針を作り、スタッフ一丸となって私たちはwithコロナへの取り組んでいくことを決めています。
④関わってる皆さんにありがとうを
今回のプランには、感染予防対策のアルコールなどの準備はもちろんのこと、清掃スタッフさん質の高さも決め手になっています。これは、いままで民泊運営をしてきていた時から自身をもって提供していたKamon Innの強みでもありました。
今回のプランを決めるにあたっては、先にも書いた通りで、トップダウンで決めたことではありません。一つのアイディアから、スタッフ皆への実行できるのかという話し合いをし理解をしてもらうことから始めました。
「スピードに勝るものはない」
アイディアや話し合いは、コロナの前からもしていましたが、今回のプランというのは、立案からリリース決定までに日数は、ほんと数日しか要しませんでした。まさに「スピードに勝るものはない」を体現した次第です。
ここだけの話ですが、本来は今週の月曜日にリリースを予定していました。非常事態宣言がだされるのでは?という報道があったため、リリース自体を見送る必要があるのではと、本当に直前でリリースの保留を決定となりました。この決定も指示が出る前に判断をしてくれました。
続いて協力をしていただいのは、社会福祉法人きょうどうさんです。
“社会福祉法人きょうどう“さんの施設説明です。
施設概要
「就労継続支援事業所きょうどう」は、障がいのある方が、夢と希望を持って仕事に取り組める場を目指し、利用者さんのやりがいや笑顔を大切にして運営しています。
当事業所では、公共施設や銭湯などの清掃の仕事を中心に、作業所内では縫製の内職や自主製品の作成を行っております。最近ではゲストハウスの洗濯業務や清掃などにも従事しております。
地域貢献や企業様との連携にも積極的に取り組み、施設と社会のハブ的な存在となれるよう邁進中です。
きょうどうさんとは、数年前から共同で事業を行っております。施設の清掃やリネン洗濯、ここ1年前くらいからは町内への慈善活動ということで、民泊施設がある町内地域の周辺清掃を依頼しています。
担当のYさんが、手先が器用で、行動派であり、施設長さまとのKamon Innとで連携という良い関係を築上げさせてもらっており、今回のプランへの協力にも即答してくださいました。
最後に
いま私たちが出来ることは限られています。そして、一人一人の判断がとても重要になっている局面です。「一人は皆のため」にという意識が繋がることを願うとともに、決して「独り」ではないということをお伝えしたいと思います。日々変わる状況の中で、どの様な判断が正解なのか考え続けながら、正確な情報を元に行動を共にしていきましょう。