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その摩訶不思議な形に魅せられて/九段坂の高燈籠(たかとうろう)

九段下駅のそばにそびえたつ高燈籠

この巨大な石燈籠は九段下駅を降りて靖国神社へ向かって歩くと左手、
ちょうど武道館への入り口に建っています。
調べてみると、もともとは明治4年に靖国神社に常夜灯として奉納されたもので、靖国通りを挟んで反対側、靖国神社正面に建立されていたそうです。
坂の上にあったので、当時、品川沖を行き交う漁船の目印、つまり、灯台の役割も担っていたくらい大きな燈籠です。

高さは16.8m、上部は洋風、下部は和風の和洋折衷なデザイン。
なるほど、その摩訶不思議な魅力は和と洋の混ざり合いにあったのか…
私の大好きな小林清親(明治の浮世絵師)の「東京名所図 九段坂五月夜」に灯りがともされたこの高燈籠が描かれています。

そもそも最初に巨大な石燈籠というものを意識しだしたのは、
ラフォーレ原宿交差点の地下鉄出入り口にある大きな石燈籠です。↓

Googleマップより

今まで何度も通っていたのにまったく意識してなかったのが、
ある日突然、
「あれ、こんな大きな建造物、前からあったっけ?」
と、急に意識しだし、がぜんその巨大石燈籠のことが気になって仕方なくなってしまったのでした。
早速検索したところ、九段坂のあの巨大高燈籠をみつけてしまったのでした。

ちなみに、私が最初に意識しだしたラフォーレ原宿の石燈籠は、明治神宮参道に建立されたもので、もう一対、青山通りの表参道交差点にも大きいのがありますよね。


話を元に戻して…
九段坂の燈籠は千代田区の観光サイトで紹介されているほど有名でした~
スポット(高燈籠(常燈明台))|【公式】東京都千代田区の観光情報公式サイト / Visit Chiyoda (visit-chiyoda.tokyo

石垣のような重厚な土台
夜になると灯りがともってますますカッコいい…♡



燈籠フェチの人、私の他にもいるのかな……


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