子どもはかわいいけど、子育てはしんどい
赤ちゃんを授かって、1人の女性から「お母さん」になった時。
こんなに愛おしい存在が世の中にあったのかと驚き、抱っこしているだけで涙が出るほど幸せ、というそれはそれは穏やかで温かい感覚を得た。
と同時に、基本的人権を失った。
寝れない。食べられない。トイレ行けない。お風呂入れない。
赤ちゃんが泣くから。赤ちゃんが泣いたら、すぐにでも泣き止ませたい。赤ちゃんが泣いている時、泣いてなくても泣くかもしれないから、そばから離れることができない。たった数分のトイレですら行くことができない。この世で何者にも代え難い宝物を手にしたお母さんは、全てを赤ちゃんに捧ぐことになり、自分のことは放棄することになる。
予測不可能なことに常にアンテナを張って、どの方位からどんな要求が飛んできても対応できるように常に臨戦態勢。これが24時間365日。
ヘトヘトだよ。しんどいよ。お母さんも人間だから。眠くなったら寝て、お腹空いたら食べて、もよおしたらトイレに行き、ゆっくりお風呂で疲れをとりたいのだ。
なんでこんなことになったのだろう。かわいいかわいい我が子を抱いて、ニコニコ笑っていたいだけなのにできない。愛する我が子に最良の環境を与えたいと思うあまり、理想の母親像があるあまり、頑張り過ぎてしまう。夫と2人で臨んだはずの子育てなのに、夫は仕事が忙しく、ほぼワンオペ状態。話を聴いてほしくても、全く別次元にいる夫婦の会話は噛み合わない。助けてほしいとSOSを出せる相手がいない。迷惑かもしれないと、SOS出していいものかわからない。24時間365日臨戦態勢というのがどういうことか、経験したことのある人しかわからないだろう。
もっと助けが必要だ。寝ないと食べないと元気出ないもの。
もっとわかってくれる人が必要だ。心が弱ってしまうもの。
もっと楽してもいいのだ。十分頑張っているもの。
もっと子育ては楽しいはずだ。だって子どもはこんなにかわいいもの。
助けてくれる人がいて、わかってくれる人がいて、ホッとできる場所があって、家事や育児を楽ちんにしたい！子育てはもっと楽しくていい！
お母さんの健やかさが、子どもの健やかな育ち。
お母さんの笑顔が、子どもの笑顔。
1人のお母さんになった途端、全人類の子どもたちがかわいくなってしまった私は、全子どもたちに健やかに育ってほしい。健やかな彼らの創っていくこれからの時代にワクワクする。子どもも大人も、それぞれがそれぞれらしく「ありのまま」でいられる社会ができたら、きっと戦争も環境問題もなくなっていくに違いない。
私にできることは微々たることだけど、何かできることがあるならばやりたい。子どもたちの世代にバトンタッチする時、胸を張っていたいから。かっこいい大人でいたいから。
POST GARDEN始めます
そんな思いを込めて「POST GARDEN」始まります。
ここは、仲間に会える場所。ホッと一息つける場所。子育てを楽に楽しむ場所。
徳島県佐那河内村の使われなくなった郵便局をリノベーションして、コーヒーとコッペパンのカフェと、安心安全な食品やエシカル商品を取り扱うショップと、広いキッズスペースとちょっとしたお庭。たまには学び合ったり、たまには愚痴をこぼし合ったりするワークショップの場も。お出かけするのも一苦労だから、手ぶらで来られるように、子どもに必要なものは一通り揃えておくね。
ゆっくりご飯を食べて、話したかったら誰かに聴いてもらって、子どもはのんびり遊んで、夕飯の買い物もここで済ませて、いつも頑張っているあなたの肩の力が抜ける場所。
そんな場所になったらいいな。
私に必要だった場所。これからは私が作っていく場所。
微力な私なので、よかったらご一緒に。共に歩いてくれたら嬉しいです。
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2022年10月3日、ふるさと納税を活用したクラファン始まりました！
応援いただけたら、嬉しいです！
ありがとうございます！！
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