販売員であること。

なんだか世間の"販売員"に対しての見え方って少し偏見があるような気はしています。

もちろん大半の人がそうではないのだけど、どうしても長年現場にいると多少感じることはありますよね。

自分の親世代からするとなかなか販売員って仕事は良いイメージは無いようで。
正直親からは「いつまで売り子やってんだ」って言われたこともあります。
悔しかったなー。

でも、やっぱり手に職では無いし言ってしまえば誰だって出来る仕事だとは思うんですよ。
資格が必要な仕事じゃないですし。

ネットショッピングがここまで当たり前になった昨今、販売員なんていなくても成り立ってしまうのかもしれません。

ペッパー君がいたらそれで充分なのではないか。

…きっとそうではないと思うんです。

モノとヒトを繋げるのが僕らの仕事だと思うんです。

もちろん今のこの時代に於いて、ECがとかでは全く無く、選択肢が広がったという捉え方が正しいのだと思います。

多様性の幅が急速に広くなっていって、今までと同じやり方や考え方では通用しない世の中になってきたのは確か。

そこにいかに順応出来るか、そしてその順応する為のスピードが今非常に大切になっているのだと思います。

大企業ですら当たり前に倒産する時代に生きている僕らだからこそ、自分の身は自分で守らねばならない。

話は少し逸れましたが、販売っていう仕事って本当に大切な仕事だと思うんです。
きっとこの道を本気でやっていってる人たちから言わせれば誰だって出来る仕事ではないはず。

メーカーが「売りたい」モノをお客さんに伝えて「買って」もらう、言ってみれば初対面の人と会って一生懸命稼いだお金を使ってもらう。
一期一会ではあるかもしれないけど、その一瞬でお客さんの好みやライフスタイルなどを察知してベストな提案をする、これはなかなか誰にでも出来ることでは無いと思っています。
もちろんそこから関係が出来ていって、「自分」から買いたいって思ってくれたらそれは最大限の喜びです。

そして、この仕事がもっともっと若い人達の憧れになれれば、更にクオリティの高い業界になってくると思います。
大学を卒業して、販売員になろうと思ってくれる人たちがもっともっと増えるように、今僕たちがその道筋を作ってあげるべきだと考えています。

その為にもっと給与面や働き方が良くなっていかなければならない。

まだまだ課題だらけだとは思いますが、僕はこの仕事に誇りを持っています。

熱く語ったぜ笑。


Music.
「Viva La Vida」Coldplay

この曲は自分に気合いを入れたい時に聴きます。イントロのド頭から最高。
何か前に進む力を貰えるような、そんな曲だと思います。
クレイジージャーニーのアドベンチャーレースの回で流れてたけど、まじでぴったり。

end.

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