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パーソナルスペース
最近自分のパーソナルスペースが広いと見せかけといて狭い事を知った。
子供を産んで自分ってこんな人間だったんだ・・・と思う事が
多くなった気がする。客観的に見られているのか・・・はたまた人間性が
変わってきているのだろうか。
移住してきて感じる違和感の一つに距離感がある。
人それぞれ距離感は違うものではあるが、土地柄でも全然違うと思う。
東京、宮﨑、韓国、佐賀にしか住んだ事はないのだが、それらを比べても
全然違う。そして宮﨑に関して言えば警戒心が殆どない。
あれはコミュ障が増えているこの時代にマジですごいと思うw。
人の距離感が基本的に近い。どんなに人見知りであっても、
むしろ他県に行ってみて、それが普通よりそれでも近い方なのだと知る。
陸の孤島と呼ばれるだけあって団結力は強いのだろうか・・・
不思議と今になれば一番距離感が合っていたのは東京のように思う。
最初の入り口は警戒心でガチガチだがw何度か酒を交わせば
すぐに打ち解けられる。心の入り口のドアは錆びついてあきにくいが
あいたら閉じる事は殆どない。東京を離れて10年以上経つ私にも今だに
昨日そこにいたかのように接してくれる。それも裏表なく。
大きく環境が変わり友達と呼べる人が周りにいなくなってしまった今でも。
私が今住んでいる佐賀もとても良い所だ。
抱っこ紐に赤子を抱え、両手に買い物袋の汗だくの私に「持つよ」と
何の躊躇もなく優しさをくれる。
駐車場でオムツが転がれば一緒に拾ってくれる。
ただ、警戒心はかなり強いと分析している。
今だにそのパーソナルスペースを履き違え「あ。違った」と
思う事がかなり多い。
裏表とまではいかないが日本の美学とされる本音と建前が見事な気がする。
歴史的にも商売人が多い土地だからだろうか。
何度も言うがパーソナルスペースは人それぞれだが、
基準というのはやはり土地土地で特性があるような気がしてならない。