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英語の発音は重要なのか

英語を習う時に発音良くなりたい!きれいな発音の先生に習いたい!と思う方多いと思います。さて、英語の発音の重要性って海外ではどう考えられているのでしょうか。

実際のところ英語の発音って重要?

私の今までの経験から正直あまり重要だと思ったことはない、というのが本音です。もちろん、発音が悪くて聞き返されることもありました。全然通じないってこともありました。それでも私がなぜ重要ではないと考え至ったのかいくつか例をあげて見たいと思います。

発音のクラスって

私はアメリカの大学入学後に大学のESLを取っていたことがありますが、発音のクラスを取った記憶がありません。いや、多分記憶がないのではなく存在しなかったのだと思います。あったとしてもごくわずか。それよりも初期は文法、段々と読解、大学のレギュラークラスを想定しての授業の受け方などが主な内容でした。よって、私自身一番必要になるはずの大学在籍時に発音のクラスをとったことがありません。
また、語学学校のカリキュラムにもちろん発音のクラスはあるのですが通っている生徒さんにほとんどそのクラスの話を聞いたことがありませんでした。みんなエッセイやディスカッションのクラスに手こずっていました。

日常生活における発音の重要性

海外で生活していると、発音のせいで聞き返されることが何度もありました。確かにストレスにはなります。最初のうちは自信がないから、「なんでもない」って誤魔化したり、フフっと笑ってその場を去るようなこともよくしていました。場所がニューヨークだったこともあるかもしれませんが(笑)、聞き返されたらそのうち逆ギレ気味に同じことを繰り返して言えるようになったら、別に発音は関係なくなりました。それよりも言い方を変えてみたりすることで十分通じるようになりました。

仕事上での発音の重要性

皆無。少なくとも、私の知っている狭い業界での話ですが、留学関連業と観光業、製造業で英語でのコミュニケーション必要とされましたが、学生時代のネイティブの方がよっぽど手痛い対応をされていました。もしかしたら特定の業種ではとても重要視されるのかもしれませんが、少なくとも「あいつは発音悪いから取引やめよう」なんて話は聞いたことはありません。なのであまりこだわりすぎずに強気で行きましょう!

[余談]発音のクラスでのまさかの対応

私の話す英語は基本的にアメリカ英語です。しかしイギリスに滞在した後にどうしてもイギリス英語の発音をきちんと学びたいと思い、日本で某カウンシルのイギリス英語の発音のクラスを取ったことがありました。その時の先生が初回レッスンの時にまず最初に見せてくれたのが、英語を母国語としていない著名人(誰か忘れた)のスピーチの動画でした。衝撃的に何言ってるのかわかりませんでしたが、先生はと英語の発音は正しくある必要がないというようなことを言っていました。おいおい、なんだこのクラスはと面白くなったものです(クラスはきちんと運営されて、イギリス英語特有の発音はきちんと学べましたけどね)

まとめ

私がよくいうのは、気合と根性、すっごく昭和っぽいけど最後はハートに勝るものはないと思っています。逆の立場で、一生懸命何かを伝えようとしている人がいたら、きっとこちらも一生懸命話を聞こうと思いますよね。という世界があればいいな、という希望も込めてですが。

*写真はブライトンにあるインク会社の社長さんだった人の邸宅を校舎としているため、やたらすごいインテリアの部屋があった記憶…

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