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LISTENで声日記を残して・聴いて感じたこと
はじめに
2023年10月20日からLISTENにて声日記を残していました。
2024年2月18日に100エピソードに到達しましたので、こちらのnoteで記事を作成しました。
次は200回に向けて、と、声日記を残しておきたいときに残しておきましたが、累計エピソードが160、ナンバリングでは150を越えたあたりで、LISTENで声日記を残すのをやめました。つまり、LISTENを退会しました※1
一番言いたいことを先に伝えますが、
LISTENという、音声を高品質で文字起こししてくれるサービス、声日記という日々感じたことを残すこと
あっという間に過ぎ去っていく時の中で、声で簡単に残せて文字情報で自分自身を振り返ることのできる、LISTENでの声日記というシステムは、本当に素晴らしい仕組みです。
できればみんな声日記をしてみればいいと思います。
ただLISTENで声日記を配信していく上で、他の人の声日記を視聴し反応していく上で、気をつけておいたほうがいいことを私の備忘録として残しておこうと思います。
LISTEN
https://listen.style/guide
LISTENで声日記を残して・聴いて感じたこと
① あくまで自分のための記録であること
声日記、声で残す日記ですので、あくまで自分のための記録であること、というスタンスを崩さないほうがいいと思いました。
もちろん世の中に公開しているわけですから、誰かが見たり聴いたりしてくれるわけですから、受け取った人が理解しやすい内容・不快に思わない内容を心がけるのは必要だと思います。本当に自分だけのメモ代わりに使うのであれば公開しないでいいわけですし、極端なことを言えば紙の日記に書いておけばいいわけです。
ただ続けていくと、「こういう話をしたほうが聴いている人は喜ぶのではないか」と、いわゆるウケを狙っていくことも考えるようになってしまい可能性がありました。
また音声がテキスト化されますので、GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索結果の上位に上がる(いわゆるSEO:検索エンジン最適化)ことができるようになるので、なんだか自分が検索エンジンに認められたように感じて嬉しくなりますが、そうなると「SEOのための声日記」になってしまいます。
自分自身を振り返るといった本来の目的が疎かになるように思われますので、「あくまで自分のため」と思って残していました。
また声日記の内容によっては聴かれないことや反応がないといったこともありますので、「反応がなくても構わない。反応してもらうために声日記をやっているわけではない。あくまで自分の記録のためだ」と思っていれば、聴かれなくても別にいいよね、って気持ちにもなります。
② その日の出来事がアイスブレイクになり、話を続けやすい
声日記を始める際は、その日あったことや、前回の声日記からその日までに起こったことを話していました。
正直なことを言うと、平凡な毎日を過ごしているので、特段変わったことなんてそうそう起こりません。でもたとえトピックがなかったとしても、改めてその日を淡々と羅列しながら振り返ることで、「あ、そういえばこんなことを感じたな」とか、「そういえばあんなことでイライラしたな」とかを思い出すことができます。つまり、淡々と話すので、その日の出来事がアイスブレイク的に使うことができ、本題(その日に一番残しておきたいこと)を話しやすくなりました。
私は声日記ということで日々の生活の中で感じたことを話していましたが、ポッドキャストリスナーとして他のポッドキャスト番組の感想や話されていたテーマについて自分が思うことを話していました。ポッドキャストの感想を喋る前に、「今日はこんなことがありました」とアイスブレイクで話していけるのは、とってもいいと思いました。
③ ポッドキャストとは違い、あまり深入りしないほうがいい
ここが一番大事なのですが、あくまで日記なので、声日記の中にはかなり私的なことを話しているものもあります。ですので、発信者とは適度な距離感を保つことが大事、だと改めて思いました。
ポッドキャスト番組だと基本的には「誰かに私のことを聴いてほしい」といったスタンスの人が多いです。自分たちの番組として構成も考え、BGMや話し方、編集などに細かくこだわっている人もいるので、「せっかくここまで考えて、がんばって作った番組なんだから多くの人に聴いてほしい」「自分たちの主張に共感してほしい」「褒めてほしい」という考えの人も少なくないと思います。
ですので、リスナーが感想をSNSに投稿したり、それこそLISTENでは☆がつけられたりするので、ポッドキャスト配信者は「あぁ番組を配信してよかった」「自分たちの番組に聴いてくれてしかも反応してくれる人がいて嬉しい」といった感想を多くの配信者が思います。私もそれに呼応するように、様々な番組を聴いて☆を飛ばしたり、感想をコメントしたりしていました。
ですが声日記は違います。もちろん自分の日記に対して共感してくれたり☆を投げてくれて嬉しい、といった感想を持ってくれる人も多くいますが、「自分のための声日記なんだからコメントなんかしないで放っておいてくれ」「自分の知っている、自分が好意を持っている人だけが反応してくれればいいから、あなたからの反応をもらわなくていい」って思う人もいるようです。コメントされることがプレッシャーになる場合もあるようです。ひどい場合には誰がコメントしたというのがわかる仕組みになっていますが、「は?あんた誰?」という感想を持つ人もいるようです。コメントすることを快く思わない人もいたようです。
私は声日記はポッドキャスト番組と同じように、反応してもらって嬉しい、といった感想を持つ人が多い、と考えていましたので積極的に声日記を聴いてコメントしたり☆を投げたりしていました。別に見返りを求めていたわけではないですし、悪いことをしているつもりは全くなかったです。むしろ自分の人生の貴重な時間を割いて自分の話を聴いてくれて、コメントしてくれたりした人に対して、「は?あんた誰?」と感想を述べることはおかしい、と思っていました。今でもそれは変わりません。
そうした思いが日に日に強くなっていき、私の言葉や行動に現れるようになりましたが、今回それが人を傷つける方向に進んでしまいました。私が間違っていたのかは今時点でもよくわかっていませんが、とりあえずこのままLISTEN上で呑気に配信を続けるのは良くない、一度リセットして考えなおしたほうがいい、と思いLISTENを退会することにしました。
2024年5月現在、LISTENではコメントできないようにする機能というのはありませんし、配信をフォロワー限定や限定公開にすることもできますが有料プランになってしまいますので、基本的には誰でも聴けるエピソードが多い状態です。(文字起こしは公開する・フォロワーだけ・検索エンジンには検索されない、といったオプションを選ぶことができます。)ポッドキャスト自体が開かれた無料のコンテンツであることが多いので、コメントすることも自由だとは思いますが、それを快く思わない人もいるかもしれません。
これからのこと
少しLISTENから離れて、自分にとって、ポッドキャストを視聴するということはどういうことなのか、を改めて考えてみたいと思いました。
LISTENは開発のスピードも早く、またユーザーの要望を内容によっては即座に対応してくれるので、その反応にも嬉しく、自分好みのサービスでしたので、少し舞い上がり過ぎていた部分はあったのかもしれません。少し冷静にならないといけないようです。
また、LISTENは素晴らしいサービスですが、日記の特性上なのか、どうしても内向きといいますか、内輪な集まりになってしまいがち、そんなに広がらなくていい、といった考えがあるようですが、声日記をみんながやっていくためには、LISTENの声日記は楽しそう、というのを他の人にも知って貰う必要があるな、と今は考えています。
もともとLISTENというサービスを知る前は、Twitter(現在 X )にハッシュタグをつけてせっせとリツイート(現 リポスト )しつつ140字の中に感想を詰め込んでいましたので、またその活動に戻ってもいいかな、とも思っています。必要ならば有料プランに入って140字以上感想を述べてもいいんだなぁ、とも思っています。
ただ今は他の人の声日記を聴く元気は全くないので、また元気になったら聴いて、SNSなどでシェアしていこうかな、と考えています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
※1
2024年5月13日 追記
LISTENのアカウントを復活させ、LISTENに戻ることにしました。様々な方に元気をもらい、助言もいただき、戻ってこれる事ができました。ありがとうございます。