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しずかなインターネットで100記事あげて今思うこと


はじめに

しずかなインターネットは2023年11月からスタートした、日記やエッセイを書くのにちょうどいい、文章書き散らしサービスです。有料ですが、Google検索からヒットさせないようにする、はてなブックマークへのコメントを非表示にできたりできるようです。シンプルなデザインで思ったことを書き散らかすのには、ちょうどいいサービスです。

2023年11月のサービス開始当初に少し記事を書き、今年の2024年5月3日からほぼ毎日、しずかなインターネットで日記を書いています。

2024年5月30日分だけ抜けましたが、その日以外は毎日書いています。

そして、2024年8月7日に100記事に達成しました。

読まれた数は3000回くらいで、滞在時間は合計2400分くらいです。

「ポッドキャストも100エピソード超えたら『ポッドキャストやってます』って言える」とどこかで聴いたことがありますが、100回というのはひとつの節目かと思いますので、しずかなインターネットで残した感想をこちらのnoteに残そうと思います。

いいところ


思いついたその場で残せる。声が出せない状況でも残せる

わたしは元々LISTENというサービスで「声日記」という、声で残す日記というのを2023年10月頃からしています。声日記はスマホやレコーダーを使って録音した音声をLISTENというサービスにアップロードしています。ただ声の日記だと、以下のようなことが懸念されます。

  • さて録るぞ、とある程度の時間を確保しないといけない

  • しずかに録音するという空間の確保もしないといけない

  • 考えていることをある程度はまとめることも必要

その点、しずかなインターネットはいわゆる文字だけ入力するスタイルなので、声を出さなくてもテキストで残すことができます。例えば添い寝しながら、例えば声の出せない(声で日記をしていると恥ずかしい)場所でも日記を書くことができます。

UIが心地よい、操作感も軽いので、気持ちよく残せる

アップロードする画像もEXIFデータを自動削除してくれるので安心して画像をアップロードできます。改行の間隔もいい感じなので気に入っています。

ここでしか書けない内容が素直に書ける

ある程度節度を守ることは大事ですが、私だけの書き散らかしの場所なので、他の人に伝える必要もないこと、そこまで伝えたくはない、伝えてしまうと角が立ってしまうことなど、私の気持ちを素直に残せているので助かっています。

しずかなインターネットは「とりあえず吐き出す場所」として位置づけています。周囲のことなんて気にしないで、とりあえず頭に考えていることを出す、自分自身をメタ視点で客観視するために、アウトプットする場所、というふうに位置づけています。

あくまで私の中のイメージですが、noteだとどうしても「清書する場所」というイメージが強く、「支離滅裂なことを書いてはいけない」「ちゃんと発信することを意識して書いて整える」ことをが念頭にありますので、しずかなインターネットは自分が今思ったことをそのままアウトプットしてます。

モチベーションがそこまでなくても書けるので、「書く」ということのハードルが下がった

noteは色々な人が見てくれるプラットフォームですので、繰り返しになりますが「清書する」ってイメージなので、書き上げるにはある程度のモチベーションが必要だと思います。というか私には「よし!書こう!」という気持ちの高まりがないと、noteの文章を書く気にはなりません。

ただ毎日しずかなインターネットで日記を書いているので、「書いてアウトプットすること」への抵抗感はかなりなくなりました。正直noteに書くというハードルはかなり下がったと思います。

noteにも「つぶやき」と呼ばれる、ちょこっとだけかける形式もありますが、140文字では自分のその時残したいことを網羅することは難しく、また「記事のちっちゃい版のつぶやき」となってしまっていて、自分の中でのnoteのつぶやきの消化不良感が出てしまいます。(あくまで自分の話なのでnoteさんが悪い、ということではありません。)

いまいちなところ


誰にも響かない

これは当たり前と言われれば当たり前の話なのかもしれないですが、しずかなインターネットは名前のとおり「しずか」です。その日長文の日記を残したとしても、誰もが笑うようなおもしろストーリーを残したとしても、読者からの反応は全くといっていいほどありません。ダッシュボードを見て滞在時間などは増えていることもありますが、「本当に読まれているのか?」と思うこともあります。

むしろ読者からの反応がほとんどないのが売りのサービスなので本末転倒なことを言っていますが、「これはみんなどう思うのだろう」「このことについてみんなの意見を聴いてみたい」と思い、しずかなインターネットで記事を書いても誰からも反応もないし、そもそも誰かに伝わっているのかどうかもわからない状態です。

ですので、もし誰かに何かを伝えたい、偶然見た人でもいいから反応してくれる人がいてほしい、ということであれば、しずかなインターネットはおすすめできないです。声日記やnote、はてなブログなどの開かれたプラットフォームで発信されるのがいいと思います。

わたしののやり方


朝起きたらとりあえず立ち上げ、一日の最後に「みんなに公開」

朝起きたらしずかなインターネットを立ち上げ(サイトにアクセスする)、「いま」起床、と記録し、一旦は公開範囲を「自分だけ」にして保存します。
「いま」にはその時の時刻を記録しています。Android(Google日本語入力)だと「いま」と入力し変換することで現在の時刻に変換することができます。
また、ふとツイッター(現X)でつぶやきたいなぁ、といった内容もしずかなインターネットを立ち上げて、「いま」〇〇した、みたいな感じで残します。
一日の終りにもしずかなインターネットで最終確認(振り返り)をして、ステータスを「みんなに公開」に変更して公開、いう流れです。

一日の中でも振り返りができる

ツイッター(現X)だとタイムラインに埋もれてしまう、流れてしまうので、どちらかというと「吐き出して終わり」というイメージですが、しずかなインターネットでの日記は、一旦「自分だけ」にしておき、残したいと思ったときに今まで書いたことを確認しながら追加で書き出します。つまり、吐き出して、振り返って取捨選択して仕上げて公開する、ってイメージで運用しています。

一旦文字に起こしておいて、数時間後に自分の気持ちが客観視できる状態で改めて眺めてみたら、「こういうふうに表現したほうが気持ちにあっている」「やはりこの内容は現時点でも気持ちが変わったし、公開しなくてもいいか」という振り返りからの判断ができます。

週報としての声日記で一週間を振り返って〆る

しずかなインターネットで、誰にも気兼ねすることなく、日々の日記として自分の気持ちを外在化して吐き出して、改めて客観視して振り返るのは、自分へのセラピーになっています。

最近は「週報」というカタチで、一週間で起こったことをしずかなインターネットで記録したことを声で振り返るスタイルで声日記を録音しておりますが、これが非常に心地よく感じています。「あ、こんなこと思ったんだなぁ」という新たな発見になりますし、毎日記録していますので、日々の気持ちの変化の履歴を踏まえて今思うことを残すこともできますし、そして次へ進むことができていて、すごい良い流れだと感じています。

これからも続けていきます


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

現在は清書したい、他の人と交流したい内容以外はすべてしずかなインターネットに書き出しているので、そのかわりにマストドンやBlueskyへの投稿はかなり減りました。ですが、しずかなインターネットでの日記は非常に心地よいので、これからも続けていこうと思います。

最後になりましたが、しずかなインターネットと声日記のリンクを張っておきますので、よろしければ御覧ください。

ひろひろし|しずかなインターネット
https://sizu.me/16164day

クルマの中からこんにちは - LISTEN
https://listen.style/p/16164day


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