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聴きやすいポッドキャストってどんなだろう

私は普段たくさんのポッドキャスト番組を聴いています。2024年9月28日現在、声日記も含めると125の番組をフォローしていますし、今まで聴いてきて途中でやめてしまった番組もたくさんあります。いくつかのエピソードを聴いていて段々とフェードアウトしてしまったのは、単に私とその番組の波長が合わなくなってしまったからですが、2つか3つのエピソードを聴いてやめてしまったポッドキャスト番組は、「これは聴くに耐えない」というポッドキャストでした。どの番組という実名は上げませんが、聴くに耐えなかったポッドキャストを上げていくことで、「聴きやすいポッドキャストってなんだろう」というのをまとめたいと思いました。

一度6月くらいにこの話を自分の声日記でして、その後自分のしずかなインターネットのほうでまとめていて、「あぁこれは両方をnoteにまとめておいたほうがいいな」と思い、はや数ヶ月が経ちました。(月日の流れの早さは本当に恐ろしい)

上記の声日記で話している内容と重複する部分もありますが、「これからポッドキャストを始めよう」「より多くの人に聴いてもらえるポッドキャストはどんなだろう」と考えている配信者の方は、いちリスナーの意見ですが、お読みいただけると嬉しいです。


前提として

私がこれから話すポッドキャスト番組は、「2人で対話形式で行っているポッドキャスト番組」を想定しています。1人で行っているポッドキャスト番組や3人以上の複数人でされているポッドキャストはもっと条件が変わってくると思います。
また、ポッドキャスト番組として基本的にクリアしておいてほしいところは詳しくは触れないでおきます。基本的にクリアしておいてほしいところは以下の点です。

  • きれいな音質(Sample Rate:48000 Hz以上 Bit Rate: 64000 bps以上)

  • 音圧が整っている

  • 雑音が少ない(多少はあってもいい)

  • フィラーが少なめ(多少はあってもいい)

  • 何を伝えたいのか、何を喋りたいのかが明確

  • テーマから脱線しまくっていない

  • テーマから脱線したとしても言いたいことはわかる

ここらへんは広く聴かれるポッドキャスト番組の基本的な特徴だと思います。
またポッドキャスト番組を指しているので、声日記は想定していません。声日記はきれいな音質でないときもあるし、フィラーが多いこともありますが、そういったことがより生感というか、個人の人の生活感が声日記から感じ取れるので、私はそれも味だと思っています。

ちなみに3人で話しているポッドキャストのエピソードは、大抵の場合が、ゲストのAさんとパーソナリティのどちらか一人が話していて、もうひとりのパーソナリティの方は黙っていることが多いと思います。また4人以上が一度に話しているポッドキャストは、ワチャワチャしていてちょっと聴きづらいときが多いです。3人以上の場合は誰かがファシリテートしてくれるのが聞き手にとっては聴きやすいかもしれません。

私が思う「聴きやすいポッドキャスト」

ここから個人的に私が思う聴きやすいポッドキャストのポイントをお話していこうと思います。(あくまでいち個人の意見なのでリスナーの総意ではありません)

相槌の頻度

一方が話していて、一方が聴いていることが多いと思いますが、相手が聴いているときの相槌の頻度が重要担ってくると思います。
相槌が細かすぎるとリスナーとしては聴きづらいです。逆に、相槌がなく波のようにお互いが言いたいことを言っているように聴こえるのも、「これは会話になっているのか?」と思ってしまうので、聴いていて辛いです。
文章でいうと句読点のところ、文と文の切れ目くらいで適度に相槌が打たれていると、リスナーにとっては聴きやすいです。

話者同士の音質のバランス

ポッドキャスターの二人で話しているときは音質は当然気を使っていると思うので、二人の音質がほぼ同じような程度であることは多いと思いますが、例えば、ゲスト回で普段ポッドキャストをやっていない人がゲストとして参加したとき、特にリモート収録などではゲストの方だけ音質が低い場合があります。ゲストの方の音質をあげてポッドキャスターを同じくらいする、というのはみなさん苦労されているみたいで、難しいことが多いです。

一人はポッドキャストにこだわっていて、いいマイクで収録しているけれど、もうひとりの方、ゲストの方はポッドキャスターではないので音質にこだわりはなく、パソコンの内蔵マイクで通話していたり、Bluetoothイヤフォンのマイクで会話していたりするので、そうすると話者によって音質の差が発生して非常に聞き取りづらいポッドキャストになってしまいます。

言葉のキャッチボールがうまくできているか

相手の話をしっかり受け止めつつ、受け止めてそれに対してちょっとジャブを返しつつ、自分の主張もその後に投げるみたいな、そういう感じの喋り方だと聞き取りやすいし、聞き入ってしまいます。

リスナーとしては、二人以上のポッドキャスト番組は「対話」を聴きたいので、例えばある人が一方的に喋っているのを別の人がふんふんとただ聴いているだけのポッドキャストはちょっとどうなのかなって思います。一方は聞き手なんです、というのなら話は別ですが、そう規定されていないポッドキャストでも一方が喋り過ぎるのはよくないと思います。聴いていてつまらないです。パーソナリティはパーソナリティでありリスナーではないので、一方の方に興味を持って色々話を深堀って上げたり、もし自分が興味がないテーマで相手が話しているのであれば、なぜそもそも興味が湧いたのか、とか質問事項はいくらでも湧いてくると思います。リスナーは視聴者だけでいい、と思います。

誰に聞かれてもいい内容であるべき

世の中に公開されているものなので、誰か聞かれてもいい内容であるべきです。世の中に対する愚痴や悪口は全くゼロでなくてもいいし、それがいいスパイスになるときもあるとは思いますが、愚痴や悪口はほどほどがちょうどいいと思います。(過度なものは私は好きではないですし、万人受けは難しいと思います)

ジングルは話と話の分け目に使われるべき

ジングルは話の流れの中で一呼吸おけるいいものでありますが、たまに変な切れ目のところでジングルが使われているポッドキャストがあり、それはどうなのかな、と思う時があります。
「ジングルは話と話の切れ目」に挿入されることをリスナーとしても想定しているので、エピソード途中のジングルは、「あ、ここで次の話に映るんだな」「話者の主体が変わるんだな」ということが分かっていいと思います。
ですが、ジングルが鳴ったあとでも同じ話を続けているポッドキャストもあるので、そうした場合は頭が混乱することもあります。

ジングルは何のために挿入されるのか、をジングルを挿入するときに一度考えてほしいですね。

あとジングルにパーソナリティの声が入っているポッドキャストも多いですが、まずは音楽が鳴ってからパーソナリティの声を使ってほしいです。パーソナリティの声ではない別の人の声なのであればジングル感は出ますが、パーソナリティの声から入るジングルは、本編の内容なのかジングルなのかわからなくなってしまうます。

極端なことをいえば、ジングルなど必要のないのかもしれない、とは思います。1エピソード1メッセージのポッドキャストエピソードであれば、はじめと終わりのジングルだけでいいように思います。

終わりに

いかがだったでしょうか。とりあえず声日記で話した内容としずかなインターネットの内容をまとめて加筆修正した感じなので、また思いついたら書き加えようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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