「シックス・センス」脚本家の最新ドラマを5時間かけて一気観した感想(Apple TV+ :ネタバレなし)
1610です!
Apple TV +をご存知ですか?
Appleが最近始めた月額制動画配信サービスですが、NetflixやAmazonプライムビデオと比べてイマイチ盛り上がってる印象がないです。
お試しで加入して観てみました。
タイトルはサーヴァント ターナー家の子守。
シーズン1が10話からなる連続ドラマで、監修・演出を務めるのは「シックス・センス」のM・ナイト・シャマランです(ずっとシャラマンって呼んでた...)。
どんな話?
ターナー家と、ターナー家に雇われた子守リーアンの、ある秘密をめぐるホラーサスペンス。
疑うべきは、自分。製作は、M・ナイト・シャマラン。耐え難い悲劇に見舞われた、フィラデルフィアの夫婦。彼らの結婚生活は深い悲しみに引き裂かれ、自分たちの家に奇怪な何かを引き寄せてしまう。
予告編はこちら(あ、ハリポタのロン・ウィーズリー役の人が出てます)。
シャマラン作品って当たり外れすごいよね
シャマランって当たり外れすごいですよね。
人によって好き嫌いが分かれるとも言える。
ぼくは「シックス・センス」は好きだけど、それ以外の作品(「ヴィレッジ」「サイン」「アンブレイカブル」)はイマイチ刺さってきませんでした。
ぼくのシャマラン作品へのイメージは、
「脚本のギミック的な部分の演出はピカイチ」
「次を観たくさせる才能は半端ない」
「ログライン=あらすじだけで惹きつけられる」
「...けど観終わった感想は...」
シャマランといえばどんでん返しです。
シックス・センス以降、「衝撃の結末」という売り文句がストーリー業界で蔓延した記憶があります。
みなさんはこういうどんでん返し系の作品好きですか?
ぼくも嫌いじゃないんですが、どんでん返し系の映画ってよくも悪くも結末のインパクト以外に残るものの少ない作品が多い気がします。
英語圏ではどんでん返しを「twist=ひねり」と言うそうですが、どんでん返し系で失敗している作品って「無理にひねろうとして歪んじゃった」感じがする。
結末のインパクトが命なので脚本のあらゆる要素はそのための伏線でしかない。
よくいえば物語の途中が微妙でも「結末への興味」だけで観客を惹きつけられる。
でも悪くいえば力技なので脚本そのものの妙に欠けていても誤魔化せてしまう。
一部シャマラン作品の迷走の遠因はそういうところにあると思っていて...
そんなわけでこのシャマランのホラー、観る前からすでに怖かったんですよね。
だって映画じゃなく10話構成のドラマですよ?
これで結末が微妙だったら絶対時間を後悔するじゃないですか。
果たして感想はどうだったか。
結論だけ書きます。
結論:良質な○○ホラーサスペンス。5時間かけて観るだけの価値はあったし次も観たい
とても良かったです。
最近見たサブスクリプション系サービス(といっても全部見たのはほとんどない...)のなかでも久しぶりに良かったです。
30分×10話で5時間ですが、それだけの値打ちは間違いなくありました。
とは言えシーズン1だけでは消化不良です。
シーズン1全体で舞台設定一通りが設置されて、いよいよ話が動き出す感じ。
早くシーズン2を観たいですね(すでに製作は決定済み)。
「○○」の中身はご自身で確かめてください。
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omake