映画感想 「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」 良質な密室ミステリー
どうも1610です。
面白い映画を見つけました。
「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」。
あらすじ
舞台はフランス、豪邸の地下に隠されたシェルターのごとき密室。大ベストセラーミステリー三部作の完結編「デダリュス」の翻訳のために選ばれし9人は、外出もSNSも電話も禁止される。ところが、最新鋭のセキュリティを突破して原稿の一部がネットに流出、「24時間以内に500万ユーロを支払わないと、次の100ページも公開する」という脅迫メールが、出版社社長のアングストロームのもとに届く。原稿にアクセスできるのは、作者のオスカル・ブラックと、アングストロームだけ。翻訳者の内部犯行だと確信したアングストロームは、自ら犯人探しに乗り出すが、銃さえ突きつけたさらなる厳格な監視のもと、第2の流出が実行される─。
なんとフランス映画。
なので注意点として、演出やテンポ感にマイナー映画感があります。
特に前半は雰囲気に慣れるのに時間を要するかもしれません。
しかし後半に至ってからの展開は素晴らしいの一言。
それはもうツイスト(意表をつく展開)の連続で。
この映画が好きな人はたぶん下の映画「バッド・ジーニアス」も大好き。
カンニングをテーマにしたタイ映画で、こっちはミステリというよりサスペンス。
最近英語圏以外でサスペンスやミステリ系のアイデア映画が豊富ですね。