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後輩社員の指導方法について(100%雑記)
今回も息抜きの100%雑記です。
先日カフェで仕事をしていたら、隣の席で先輩社員(30代男性)と思われる人が後輩社員(20代女性)に対して指導?をしていました。
「お客様にとってはこうだ」「俺はこうやってきた」「仕事をするうえでこういう考えが必要だ」といった感じで。
決して聞き耳を立てていたわけではなく、隣の席で嫌でも聞こえてしまったという感じです。
この先輩社員のやり方が決して悪いとは言いませんが、私の経験上こういう指導は響かないと思っています。おそらくこのときの後輩は「早くこのつまらない話終わらないかな」「私は何を聞かされてるんだろう」と思っていたでしょう。あくまで想像ですが。
後輩にとって先輩や上司の話など苦痛でしかないと思っています。私も同じようなことをされていましたし、逆に自分自身も後輩に同じようなことをしてしまった経験があるので、気持ちはよく分かります。ですが今回のカフェの一件ように、断定的な言葉で後輩に理解させようというのは典型的なダメ指導だと考えています。
最悪なことに、この先輩は30分ぐらい話し続けて最終的に自分語りで気持ちよくなっていました。仕事に慣れてきた20代後半から30代前半の社員がやりがちなことだよね、と思ってしまいました。
言葉で伝えられることなんてほんの僅かで、それよりも行動でお手本を見せてあげた方がよっぽど効果的だと思っています。後輩が重大なミスをしてしまったときに当たり前のようにカバーしてあげたり、後輩が出した良い意見を素直に業務に取り入れてみたり、なかなか後輩が決めきれない案件を決めてあげたり。そうやっていくうちに後輩は自ら「自分も先輩みたいにすれば良いのか」と気づいてくれるんですよね。
どうしても後輩に言葉でなにか伝えたい時は、断定的な物言いで相手に直接突き刺すのではなく、「俺だったらこうするかな」「こういう考え方もあると思うけどどう?」といった感じで、会話形式で伝えるほうが良いと考えています。たとえ答えを知っていても、まずは後輩に考えさせて、気づかせることが重要だと考えています。
私も色々失敗してきた身として、今後会社のメンバーを増やすフェーズに入った際は同じ失敗をしないように気を付けないとなと思うのです。
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