ツバメの成長観察、YouTubeで
毎日暑い中、YouTubeをザッピングしていたら、ツバメの営巣を配信しているチャンネルをいくつか見つけました。観てみるとヒナが可愛くて、それからヒナたちの育っていく様子を観察するのがこの夏の楽しみとなりました。
ツバメは人間の生活エリアに巣を作るので、カメラを設置しやすく、配信がしやすいんですかね?他の野鳥より人間を怖がらないらしいし。
ヒナたちは1日1日ハッキリとわかるほど大きくなっていくんです。毎日「え、昨日より全然大きくなってる…」と驚かされます。そのわかりやすさが、毎日観察したくなる理由でもあるんですよね。
なにより「エサくれー!」と口をパッカー!と開けてピーピー鳴いている様子が可愛いし、まるでチューリップが咲いているよう。
驚いたのが、ヒナたちはいつも巣の外側を向いてエサ待機しているんですが、エサをもらったあと、体を反転させて外に向かってうんちをするんですよね。巣を汚さないようにしているんですかね~?そういう習性があるんだなあと感心しました。
ヒナたちは孵化して約20日ほどで巣立ちするんですが、最後あたりになると立派に生えた羽を一生懸命パタパタとして飛ぶ練習をします。
だいぶ育っても巣から飛び立たない限り、親からエサをもらうことになるんですが、そのころになると親の給餌も減っていきます。
親が給餌を減らすことによって、お腹が空いたヒナに飛ぶのを促しているんでしょうか。
なかなか巣立ちしない子に対しては、親が巣の周りを飛び回って飛ぶのを促し、さらには親がわざと巣の中に入って、子を体で外に押し出そうとするのも見かけられました。スパルタです。
約20日間ヒナの成長を見守って、空っぽになった巣を見るとなんだか嬉しいような寂しいような、そんな気持ちになります。
来年の夏頃、この場所を使ってくれるツバメがいるのかなあ。もしかして巣立ったヒナが場所を覚えていて、営巣のために戻ってきてくれるかもしれないと思うと、ドラマチックな感じがして来年が楽しみになってきます。
ヒナちゃんたち、また来年。