骨と血が同衾し
緋く記号と 降生するも
嘘字だらけの遺伝子捏造国家は 穢れ、言の化けとなり
暗+人形、無表情のマヌカン共による
ヒューマニズム白痴を生み出した
ぽつ、ぽつ、と 天泣射す地は 整数の箱庭療法
鉤「 」に隠れた 口元を鉛で汚した鉛筆の吸血鬼が
没、没、と 地下世界の句読点達を裁き
結晶化と綴られたコトノハは
唖、瞽、片端といった
緇糸に身を包んだ異形と共に
死の夜の夜明けと共に 口笛を吹きながら
瓦礫と化したグランドピアノを叩く
唄えや、唄え 紡げや、紡げ
唄えや、唄え 紡げや、紡げ
唄えや、唄え 紡げや、紡げ
唄えや、唄え 紡げや、紡げ
唄えや、唄え 紡げや、紡げ 赤蝙蝠が山に帰るまで
-怨、塊、禁、書-なる火葬見聞録が息を吹く
綻ぶ背中に纏わりつきし 仏壇売りの神経縫合
義眼屋店主が幼子拐い 柱時計が今日も唄う
唄えや、唄え 紡げや、紡げ
死界の宴 戒めの乱丁
唄えや、唄え 紡げや、紡げ
赤蝙蝠が山に帰るまで
怨塊禁書
その書を開けし者は、赤糸で縫い綴じられ不失者となり
没、没、と 地下世界の句読点に成り果て
一行飛ばしの蛻の散歩 暗号寸楮の自戒の続編
だらにだらにと その文字綴れば 不具となるのが 己の鏡か
機関世界に
蝙蝠血を吐く
末期の鸚鵡が
愚者の真似をして
ガラガラと文字を吸い
愚書の書手となる
死神三寸離れた区画に 迷い込んだ青蛾のセルロイド人形
猿真似物真似死ネマと化した 表面的な模倣犯へ
シ抜き怨塊 四十九日 火付けの赤猫 皮を剥ぎ
逢魔が時に鳴り響く 滑稽家族の最後の晩餐
ガラガラと跛の箸で拾い上げる 頭蓋の空洞説
怨塊禁書の神経路線図 禁忌の糸を綯交ぜる
機関世界に
蝙蝠血を吐く
末期の鸚鵡が
愚者の真似をして
ガラガラと文字を吸い
愚書の書手となる
ガラガラと文字を吸い 怨塊禁書の書手となる
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