35歳の童貞をプロデュースする事になった話。その1
こんばんは。15万です。
15万企画が始動しました。タイトルの通り、35歳の童貞をプロデュースします。というかすでに始めています。
◆ 企画の始まり
15万で何をすれば楽しいか?友人や同僚に聞いてみたり、歌舞伎町のバーで隣の見知らぬおじさんに相談してみたり、色々な意見を聞きつつ、何が面白いのか考えていました。
ポツポツと出ては消え、出ては消えるアイディアたち。
中々決まり切らない中、ふと、消えた物たちの共通点を探してみると簡単に答えが出ました。
《 誰かのリアルなドラマが見たい 》
人が喜怒哀楽しながら、そこで巻き起こるドラマ。
ザ・ノンフィクション。
誰かの成長や、タブーや、天国や地獄。
そんな胸がざわつくドラマが見たい。
方向性は定まった。
◆ そして動き出す
では誰をプロデュースするのか。どんな人をプロデュースするのか、したいのか。ここに悩みは無かった。
童貞一択だ。
理由は無いけど、やるなら絶対童貞だと思った。
童貞が織りなすノンフィクションのドラマを見たいと思ったし、笑って泣けるすごい事が起きる根拠の無い自信があった。
いや、確信があった。
自分自身が女の子にモテるとか、経験豊富とか、オシャレなわけでは全く無い。でも15万という武器がある。童貞×15万で、どんなミラクルを起こせるか。それが童貞プロデューサーの腕の見せ所なのである。
◆童貞を見繕え
まずはこの企画に乗っかってくれる童貞を見繕わなければならない。
できれば学生ではなく、社会人の、いい歳の、多少拗らせてるくらいがいいだろう。そんな知り合い
いる。
いた。丁度いい童貞がいた。
すぐさま彼に連絡を取り、久々に会う約束をした。
彼からするとマルチ商法や宗教勧誘と思ったかもしれないが、まあ、怪しいお誘いという面では100%否めない。
そして2021年11月某日。
私は、まだ34歳だった童貞と再開を果たすのであった。
続く
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