大事な大切なふるさとの味
こんちくわ〜
本日ご紹介したいのは、私の生まれ育った町の、小さな頃から通う、小さな思い出が沢山詰まった小さなお店。
東京・東中野
スパゲッティハウス MOSES(モーゼ)
1973年に東京・赤坂でスタートして、この東中野の地では1977年からだそう。なので、私が生まれる前からの大先輩!
和風パスタがメインで、特に『あさりソース』をベースとしたパスタが人気です。そして、たらこ、明太子、うに、納豆等アレンジが幅広く、こちらに通う人は必ず自分の“推しメニュー”があります。
よく考えたら、小さな頃からスパゲッティ大好きでした。
幼い頃は、こちらとこちらの近くにあったサミットストアの中にあったレストランのたらこスパゲッティが二大巨頭でした。お家ではミートソース。
ちなみに昔は身体が弱く、よく保育園や小学生を休んでましたが、そんな時に食べさせてくれた冷凍のコーンが入ったクリームスパゲッティと海老マカロニグラタンも好きでした。THE こども味。笑
今は引っ越してしまって、昔ほどすぐには行かれなくなってしまったけれど、時々無性に食べたくなる味!
では!お料理についてレッツらゴー!
我が家の定番Bセット
単品で頼む方がほとんどですが、我が家はスパゲッティにスープ、サラダ、ドリンクが付くBセットがお気に入りです。
200円ちょっとでグラスワインがつけられます!この日はプチ打ち合わせだったのでワインも。
お味噌汁ポジションのオニオンスープ
セットのオニオンスープも昔から大好き。甘みのあるほっこりとしたお味。オニオングラタンスープよりもうちょっと酸味があって、玉ねぎがちょーっとだけシャリっとして。旨みたっぷり。
名脇役揃いのサラダ
サラダは生ハム、モッツァレラチーズ、サーモンなどなど乗っています。昔とトッピングが変わったり、切り方(薄さ)が変わったり、時代の物価の変化をすごく感じる。笑
お醤油ベースのドレッシングも美味しい!甘くなくて、お野菜や上のトッピングの味をまとめつつ、引き立てます。
母さん、あっちゅーまにワインを飲み干し、クラフトビール追加。私が今とても行きたい石川酒造のビールじゃないか!!
ちゃっかりもらったら、苦みがあって爽やかでおいしかった〜
いよいよのいよっ!よよよっ!
スパゲッティのお目見え!!
推し『たらこ・あさり・しめじ』
私の推しスパゲッティは、紆余曲折して2024年現在『たらこ・あさり・しめじ』ですっ(キリッ)
キリッとされても…とお思いですね。その感想、正解。笑
ちゃんとご説明いたします!
諦めないで(ミキティーーーーー違い)
最初にお話したあさりソースが『あさり』で、そこにひらたけしめじが入るのが『しめじ』、そしてたらこか明太子を選びます。味海苔、玉ねぎスライスが乗っていて、レモンを絞っていただきます!
ここにイカや納豆のトッピングをしたり、ウニソースを選んだりと、何通りあるの!?ってほどアレンジ自在。なので、それぞれの推しメニューができていくワケですねー
しめじの食感と味海苔の甘さ、玉ねぎのフレッシュさとシャキシャキにあさりの旨みとたらこが太めのスパゲッティに絡んで、これぞ世界に誇る和風スパゲッティ!!イタリア人もびっくり!…して欲しい。
今のところ、こちらであまり外国のお客様には遭遇しません。笑
一時期はたらこしめじの時期もありましたが、やっぱりあさりの出汁があるとないとじゃ大違い。ここが美味しさの秘訣だと思います。
ちなみにあさりソースはお持ち帰り可◎冷凍しておいて、おうちモーゼもできますよ〜
オンラインも!
食後にコーヒーと行きたいところですが、年々カフェインに耐性がなくなってきているのでウーロン茶。
お腹いっぱい〜
ごちそうさまでした〜!
思い出ともう味わえない“あの”味
私が幼い頃、恰幅の良いおじさんとニコニコしたおばさんで営業されていました。ある日、御兄弟の息子さん達に代替わりされて、現在に至ります。
その頃からおばさんは元気に働かれていて、今も時々お店に立っていらっしゃいますが、最近はお目にかかる機会が少なくなりました。付かず離れずのきめ細やかな、明るい接客が大好き。またお会いしたい。
私の思い出の中で、おじさんの頃は大盛りにしなかったことを毎回後悔する、やみつきな美味しさでした。口いっぱい、舌いっぱい広がる美味しさ。もちろん、今もとっても美味しいのですが、あの美味しさは、どうしても今は味わえない。
変化が悪いこととは思わないし、今のモーゼの味なのだと思うのですが、私の心の中にあるモーゼはおじさんの味。もう味わえないと思うと心の奥がキュっとするのだけど、だからこそ、その味を私は心の中でずっと噛み締め、反芻し続けます。牛の如く。。。。
モ〜
御兄弟もおじさんとおばさんの明るさを引き継いで、いつもニコニコ明るく迎えてくださいます!お店の雰囲気もリピーターが多い理由だと思います。
あの時誰と行ったとか、行った時こんな話をしたとか、スペシャルな大きな思い出よりも、小さなパズルのような思い出が沢山。日常の中の、これからもずっと大切なお店です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!また次回もお楽しみに〜
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