幸せになりたいけど幸せだったし幸せじゃなくなることもわかった
一体なにが自分の幸せなんだ!
生きるのって基本苦しい!辛い!
幸せに生きたい!と思ったけど
猫がいるだけで!!!!幸せなんだ!!!!!
両親が東京に来て観光をしたいというので同行した。
観光と言っても神社巡り。
正直全然興味なかったけど二人はすごく楽しそうだった。
久しぶりにいろいろ会話したけど
「あんたら人生のイベントがもう死しかないじゃん!!」になった。
健康があーだとか年金がこーだとか神様に祈るとか。
え、じゃあ自分はなんのイベントがあるんだと考えてみた。
結婚の予定もなく、家を買う予定もなく、
仕事で大成功するようなたくらみもなく。
じゃあ自分も人生のイベント死しか残ってないじゃん。
刹那的な幸せは
みんなでゲームしてるときとか、
ライブ行ってるときとか、
友達とあほみたいな話してるときとかすごく幸せ。
状態として一番幸せなのは猫といるとき。
猫といる間ずっと私は幸せなんだ。
それ以外のことは人生という単位においてどうでもいい。
猫の寿命が仮に10年として、あと8年は確定で私はめちゃくちゃ幸せなんだ。
ということは人生の次のイベントは猫の死。
え、じゃあ猫死んだあとってなにするんだろ。
これ以上の幸せを知らないし想像できない。
猫死んだ以降の数十年、ずっとただ生きていないといけないのか?
なんかすーーーっごく嫌。
天国が存在しなかったら死んでも猫と会えないかもしれない。
死後の楽しみもないなんてむなしすぎる。
この目のきらきらも
なっがーいヒゲも
ふわふわな毛も
今だけなのか・・・?
くそどうでもいいけど還暦過ぎた父が
母と弟に対して誇らしげにセブンのスムージーの作り方を説いていた。
その時が一番楽しそうに話してたし俺はコレを知ってるんだぜ〜〜みたいな感じめっちゃ出てた。
なんかもっとそれらしいのないんかよって思いながら私はセブンの外で待ってた。
母は今後の生活が心配らしく
仮に父が早死したら年金減っちゃうから困るとか言って
そうなったら万引きする前にあんたに電話するからねと言うから
電話せずに万引き頑張ってくれと返した。
猫が死んだあと私は「無敵の人」になるので
何かあってもあんな子知りませんで突き通してくれ。