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#23 「お金を増やしたい」のであれば、すぐにできることは「支出を減らす」こと 住居編

引き続き、固定費の見直しの記事です。

今回は「住居・家」に関する固定費の削減について見ていきましょう。

そもそも、家については「持ち家」なのか「賃貸」なのかという論争がありますね。それぞれにメリット・デメリットありますが、ここでは詳細は省きます。気になる方はリンク先参照くださいね。

私の一意見としては、結局は個人の価値観次第だと思います。

ちなみに私は当時マイホームに夢を見ていた部類ですので、フルローンを組んで都内郊外に戸建てを購入しています。その後にお金の勉強をしたことで、資産運用において果たしてこの選択が正しかったのか?と思うこともありましたが、住居環境にも恵まれ、家族も満足していますので、結果論としては購入して良かったと思っています。

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家についての固定費として真っ先に思いつくのは「住宅ローン(賃貸の方は家賃)」ですね。

住宅ローンは、「借り換え」をすることで、大きく支払額を下げることができる場合があります。ただ、ご存知の通り最近の住宅ローン金利は超低金利です。借り換え前後の金利差が1%以上無いと、借り換え時の諸費用を考えるとメリット無い場合もあります。

ローン支払額を削減できる借り換えのポイントとしては、

①借り換え前後の金利差1%以上

②残り支払い期間10年以上

③借り入れ残高1,000万円以上

の3点を満たしていると支払額を削減できると言われています。

以下サイトでシミュレーションできますね。

余談ですが、最近住宅ローン控除の改正についての以下のニュースがありました。

住宅ローン控除は、ローン残額の1%が所得税から控除されますが、ローン金利が1%を下回ると、控除額がローンの支払利息額を上回ってしまうんですね。

↓こういうことだったんです(知らなかった…恥)。(参照:suumoジャーナル

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ちょっと話が逸れてしまいました。

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賃貸の方は、より安い家賃の家に引っ越すことが手っ取り早いです。ただ、皆さんが知りたいのはそこじゃないですよね…笑

同じマンションで家賃が違うことは良くあるらしいです。不動産屋さんに「隣の人は◯万円らしいじゃないですか」とか「近隣の相場よりも高くないですか」と言うように交渉するでも良いと思います。貸主からしたら、家賃下げるよりも空室になる方がイヤですから、交渉の余地は有りですね。

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次に「火災保険」です。

家を買う時・借りる時にほとんどの人が加入しますよね。業者に勧められるがままに加入するものって、基本◯◯◯くりなんですって。

生命保険と同じで、補償内容によって保険金額が変動するわけですが、補償内容なんてよく分からないから、提示されたものに「YES」と言って契約してますよね。少なくとも私はそうでした…苦笑。まずは一括見積もりサイトで、今と同じ補償内容で調べてみると良いと思います。全く同じ補償でも金額違うなんてことザラにありますからね。

業者も人ですから、自分が一番可愛いです。自分が一番得したいです。そりゃ一番マージンが高い商品勧めますよ。そこのとこ頭に入れておくと、多少◯◯◯くり商品から回避できるのではないでしょうか。

ちなみに「火災保険」は、火事だけの保険ではありません。多くの方が「個人賠償責任特約」も付帯させているのではないでしょうか。

この「個人賠償責任特約」とは、大きく見ると「日常生活における事故に対して賠償するもの」と覚えておきましょう。自転車保険にも対応していますので、加入すべき保険と捉えて良いと思います。

ただ、注意が一つ!

この「個人賠償責任特約」は、火災保険だけでなく、自動車保険(自賠責ではなく任意保険)にも付帯できるのです。自動車保険と火災保険を同じタイミングで契約することはあまり無いでしょうから、もしかしたら、両方に「個人賠償責任特約」が付帯されているかもしれません。

そう、もうお分かりですね。片方だけで良いですよ。

ちなみに、またまた私の話。

最近、火災保険の見直しで、保険屋さんと面談する機会がありました。私の契約している火災保険の補償内容に過剰な補償はなく、保険料も今よりも低い金額での商品は無かったようで、火災保険は据え置きとなりましたが、「個人賠償責任特約」は見事に自動車保険と重複していました…。

…(T-T)

別途自動車保険の見直しもしていましたので、火災保険と自動車保険どちらに個人賠償責任特約をつけた方が保険料を抑えられるかを確認して、結果自動車保険から個人賠償責任特約を外すことにしました。「個人賠償責任特約」の部分の年間の保険料がだいたい1000円近くだそうです(面談した保険屋さん談)。

その他、補償内容が本当に必要なものなのかは一度証券を見て、その補償や特約が何なのか確認する余地はありますね。今回大きくは取り上げませんが自動車保険も同様に見直すべきです(改めて記事にしようと思います)。


今回は家に関する費用の削減について記事にしましたが、もちろん各個人の価値観によって、何が最適かは変わります。

「お金を増やしたい」のであれば、すぐにできることは「支出を減らす」ことです。

支出を減らすことで生まれた余裕資金を資産運用にまわしていくわけですね。

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