ジョーンズ骨折
第5中足骨の疲労骨折(ジョーンズ骨折)
代表選手でも、大学サッカー部でもJones骨折が増えた
環境要因 天然芝→人工芝に変わってからJones骨折が多くなった
人工芝でサッカーをやると足が痛くなる
土のグランドで練習しているチームはJones骨折が起きた選手がほとんどいない
ユースの選手25人中 1~2人に起きている
人工芝の方がリスクが高いというデータは「Jones骨折研究会」で発表している
手術法とその考え方
手術が必要な場合髄内釘(骨の中にストレスを減らすためのチタン性の補強材)を用いた手術療法
Jones手術は難治性で治りにくい、手術をしても素因を改善しないと金属のスクリューを入れても再発してしまう
適切な手術をして適切なリハビリテーションをしないと再発を防げない怪我
Headless screwのスクリューを推奨
真横から見た画像で、スクリューの長さを確認する事が大事
術後XPで正面と斜位だけの所も多いが必ず真横からの画像を撮ることが大事
日本人の第5中足骨の長さは約7cm、その68%なので50mmくらい
60mm・70mmの長いスクリュー挿入は遠位皮質骨損傷を起こす可能性があるので、使用には注意する
痛みがない方の足も撮ってみたところ、実は両足ともにJones骨折だったことがある。Jones骨折の怖いところは実際に折れていても痛みがない事も多い。
大学生も多く症状が出ていると聞きますから、高校生・大学生の年代が起こりやすい年代。
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