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中期目線で暴落の予兆を察知する?

このブログ、あまりの不人気に暫くお休みしていたのですが
まー
本人案外暇なもので
頭の体操になんか書こうかな?と

とはいえ、誰も読まないのはやりがいがないというのが人情
ということでザーッと今まで書いた記事を読み直して人気がなかったものをふんふん、斜め読みしてどんどん削っていきました

やっぱり
記事を引用したり自慢したり
人に悪口っぽく聞こえる記事
体制批判は人気無いですよね?
まー
おかげで殆どの記事が消えたわけですが😂

ということでそういった内容は書かないように
たまに僕なりの相場展望書くようにします

本題です

暴落の予兆を察知する

できりゃ世話ないのですがね

ただそれなりに測る方法はあると思います

例えば今回の主題、WEI指数です

アメリカのGDPの1/4にごにょごにょ

詳細は割愛調べてください

僕はこのWEIを必ず毎週チェックしています

何が判るかというと、要するにGDPの速報値でアメリカ景気動向ですね

実績EPSが過去のデータで遅効性があるのと同じでGDPも四半期遅れの実績値、確度は高いのですが株価予測には使えません

その点、WEIは一週間遅れのデータなのでGDPよりはるかに即時性があります

チャートはこれ

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相対値というのがポイントで、GDP成長率みたいなものです。黄色いラインが0%これよりも上なら(定義的に)景気後退になりません

で、これにSP500を重ねてみます

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株価は先見性があって、実際の景気より先、未来の値を取りに行くので、当たり前と言ったら当たり前かもしれませんが、リセッション時、WEIが上がり始める前に株価が底打ちして上がり始めています

2008年リーマンショック

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コロナショックの時は例外的に、かなり微妙ですがそれでも僅かに株価の立ち上がりのほうが早いです

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ならば、逆、つまり株価が下がり始めたときのWEIではなく、WEIが下げはじめた時、株価がどうなっているかというと

2008年のケースだと

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このように意外にも概ね上がり続けているんですよね

厳密には上の例だと、WEIが下がりはじめてまもなくして一旦下落し、その後だいぶ長く上げた後又調整している

なんでかな?

これは恐らく、WEIが下がり続けるという傾き的なものではなく、その絶対値が潜在成長率を超えているのでまだまだ大丈夫ということで一転上がりはじめた。ということだと思います

要するに。株価が上昇している景気拡大期においてWEIが下がり始めると、景気減速懸念で一時下げて、その後まだ潜在成長率より上だから、まだまだ大丈夫、行けるよ!と上がり続ける

で、暫く経って(上の例だと丁度2期経過後)あ、やっぱり決算悪くなった!といって下げている

のではないでしょうか?つまり二回に分けて下げている

まあ、理屈には合います

じつはそういう視点でコロナ前を見ると、既にWEIが一回下げっていて、3期経過してじわじわWEIが下がりつづけそろそろ潜在成長率を下回るタイミングでコロナが発生しています

本来いつ調整してもおかしくない時期にたまたまコロナが発生した、と見えるわけです

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さておき、では、現在はどうか?

見て分かる通り、コロナ後もWEIは4月中旬をピークで下がり続け、今現在ショック安になっていると思われます

となると過去の傾向から、現在のWEIが潜在成長率のはるか上を行っているため、恐らくまだまだ上がり続ける

と結論付けられます

WEIだけ見ればね

ただ僕が怖いと思うのは、今回のこのGDP(WEI)は馬鹿みたいに上がりすぎていて(2021年で年率5%OVER!)大きく下げる可能性がある点です

もしかしたら3回にわけて下がるかもしれませんし、本格的な下げに入る期間が最短の四半期以下かもしれません
更には調整幅自体も、もっともっと大きく振れる可能性もあると思います

まとめますと

WEIは株価に対して遅効性があるが、潜在成長率付近、下回らないと株価はサポートされる

今現在、アメリカ経済は下落しつつあるとはいえWEI自体は非常に高い位置にありWEIが急速に悪化しない限り必要以上に心配しなくていい(かもしれない)

兎に角、今はこのWEIが急激に下がらないか毎週見ておいて、下ったらすぐ撤収できるようにしておきたいと思います

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