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「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑨

ソフトウェアテストの漫画「テスターちゃん」をベースにしたアウトプット・シリーズです。

自分がソフトウェアテストの仕事を始めてしばらくしてから知り、一番の参考資料として今でも愛読しています。

■Archives

「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト①

「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト②

「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト③

「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト④

「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑤

「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑥

「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑦

「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑧

■チェッキングとテスティング

・チェッキングとは?

「こうなるよ」と言う仕様があって、それ通りに動いているかの確認活動のことを言う。
つまり、プログラムが期待通りに正しく動作するのを確認する。
仕様通り=答えとなるので、成功/失敗のどちらかしかない。

開発がテストコードを書いて確認するのもチェッキングにあたる。

正常系だけではなく、「こう動かないべき」というエラー系の仕様のチェックも必要である。

想定したことが想定通りになっているかのチェックはとても大切だからである。

・テスティングとは?

バグを狙って検出しに行くこと。
つまり、何か新しい情報を探し出す活動。
最近はテスティングはチェッキングを包括していると言われている。

仕様書には書いていないけど、

・気になること
・思ったこと
・使ってみてわかってきたこと

それらを試してみる。

考慮漏れやおかしな動きが見つかることもある。

チェッキングの「決まりごとのチェック」に加えて、こちらから問題を探しに行く活動も重要。
知識や経験もあった方がいいが、遊び心や好奇心を持つとよりいいと思われる。

・どちらも必要

チェッキングとテスティングの両方が揃っていいテストになる。

■自分はどうだろうか?

基本的にテストケースに沿ったテストしかしていなかったかもしれません。
実行後に時間が余った時は今までの案件では基本的にアドホックテストをやるように指示されてたのですが、そこでもバグを狙って…と言うのはやったことがないかもしれません。

今後はテスティングのことも考えて実行しないといけないなぁ、と反省しました。


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