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元俳優・シネマトグラファー3年目

はじめまして東京でシネマトグラファーをやっているJUNPEI SUZUKIです。

2017年4月からMV,広告,映画等で活動しています。

↓撮影REELはこちら↓

文章を書くのが得意ではないですが3年目までの事を書きたいと思います。

まず簡単に自己紹介をしますね。

僕は20歳の時に上京して30歳までの10年間を俳優として活動していました。

その後30歳から映画監督になるために自主制作映画を作り始め、同時にカメラを買い独学で撮影や編集もするようになりました。(今でいうビデオグラファー)

映像制作を始めて5年目くらいの時、映像の仕事も全くない日々で腐りかけてた僕に俳優時代から知っている監督さんが『カメラマンの方が向いている』とアドバイスをくださり、それが僕の大きな転機となりました。

その約半年後の、35歳の時に渡米しLAの映画学校にてカメラマンコース(シネマトグラフィープログラム)で撮影技術を基礎から勉強しました。

自己紹介はこれくらいにしときますね。

シネマトグラファー1年目

LAの映画学校では撮影REEL(自分が撮影した映像をまとめた2、3分の映像集)を作る授業があり

アメリカへ立つ前はビデオグラファーでしたが、2017年に帰国した時には渾身の撮影REELと共にシネマトグラファーとして活動していく報告をFACEBOOKに投稿しました。

そのうちに俳優時代の時からの友人、知り合い等からの推薦や紹介でMV撮影やメイキングの仕事を頂けるようになり

仕事とは別にSNSにモデルさんや俳優さんと撮影した好き放題やりたい事をやる作品撮りを頻繁に投稿し始めました。

使っていたカメラはPANASONIC GH4

某監督さんから"ギャランティは言い値でやりなさい,数年経ったら勝手にギャラの単価上がるから"とアドバイスをいただき全ての仕事のギャランティは言い値でやっていました。

お金の話は色んな意見があるかと思いますが、そう決めた事でギャランティについて揉める必要がなかったので自分的には結果良かったです。

シネマトグラファー2年目

MV、広告(WEB CM)の仕事も1年目より増え始め初めましての色んな方から新規の撮影依頼が増え始めました。

この時また大きな転機がやってきます。
僕にカメラマンを目指すよう背中を押してくれた監督から大規模なTVCMの撮影の依頼を頂きました。

映画学校で勉強したとはいえ大きい現場実績が少なく独学ヒャッハーな僕に、優秀な撮影部チーフをつけてくださって自由に撮影できるような環境を作ってくれました。
この経験は僕に大きな自信とモチベーションを与えてくれました。

その後も少しづつ撮影の仕事が増えて忙しくなってきても、SNSに作品撮りを投稿するというのは続けていました。

仕事後の空いた時間に作品撮りをやったり、とにかく時間がある時は全ての時間を作品撮りに注ぎました。

知り合いの監督さんから『GH4よりもJUNPEI SUZUKIの映像の良さが発揮できるシネマカメラ使いなさい』とアドバイスを頂き、PANASONIC AU EVA1を使い始めました。

その頃には作品撮りし過ぎて色んな方から撮影ジャンキーというあだ名をいただきました笑

当時、映像業界で作品撮りの風潮があまりなく『安売りしてる』と言われ馬鹿にされたりしていましたが、僕なりのポリシーもあってめげずにモデルさんや俳優さんに連絡して続けていました。

そしてSNSに作品撮りを投稿しまくった結果、色んなディレクター、プロデューサーの目に止まるようになってきたようで自分の映像の良さを発揮できる、面白い企画の撮影の仕事が増えました。

ただ一つだけSNSに投稿する作品撮りで気をつけていた事は

・映像業界で働いている人たちに届く、刺さる作品作りを徹底する

・こいつと仕事したら面白そうと思ってもらう事

・自分にしか表現できない視点の映像を心がける

・とにかくシンプルな映像(見る人が勝手に複雑に見てくれる効果あり)

でした。

不特定多数の一般の人から評価される作品ではなく
ピンポイントで映像業界の誰かの心にぶっ刺さる映像を常に心がけていました。

特に、かっこよくて綺麗な映像よりもコメディーテイストでおバカ動画が一番仕事につながりました。


シネマトグラファー3年目

仕事の事を書いてもあんまり面白くないので省きますが今後も面白い企画の撮影の仕事をやりつつ

おバカな映像や自分にしか表現できない映像をSNSに投稿していきたいと思います。

最後に

自分はまだまだ未熟なカメラマンなのであまり偉そうなことは言えませんが

今やカメラや機材を手軽に買えるようになりSNSでドンドン発信できる時代なので
再生回数やいいね数を気にした作品を作るのも大切かもしれませんが

他の人とはちょっと違う視点でピンポイントに誰かに刺さる映像

じっくり時間を使い自分にしかない個性に向き合う事

とにかく楽しむ事

が大事になっていくのかなと思います。

まぁまぁ孤独です笑


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