古龍全シリーズキャラクター武功ランキング

一、鬼神級

1,呉明

『陸小鳳伝奇・鳳舞九天編』の達人。無名島の島主で、「小老頭」と呼ばれ、「無名」と「呉明」の発音は同じ。外観は優しく誠実な老人で、実際には他人の心理を読み取るのが得意で、博学な風雅の士で、天文気象に対しても深い研究がある。海外の無名島に住み、宮九を含むトップクラスの殺し屋を多数輩出し、巨大な組織を作った。中原大陸の多くの勢力には彼の影がある。極めて神秘的で、現在は化骨綿掌、如意蘭花手、指刀、混元一気功、天残十三式、大手印などすでに伝えられていない神秘的な技を身につけていることが知られている。

「陸小鳳伝奇」2007

2,水母陰姫

『楚留香伝奇・画眉鳥編』のボス。楚留香全シリーズ8部作の第一強者。レズビアン。世間では「水母」、「陰姫さま」と呼ばれている。神水宮の宮主,中性的な顔をしていますが、正真正銘の女性です。性格や気質も男性のようにシリアスでクール。神水宮は江湖の中で最大の女性組織であり、全員が若い女性武者である。実力を発揮すれば十秒以内に楚留香を倒すことができる。楚留香時代の最強女性、天下一の強者と言われている。最後に楚留香に策で溺死させられた。

「楚留香伝奇」2006

3,燕南天

『絶代双驕』の第一達人。「天下第一の神剣」と呼ばれ、世の中では義理堅いことで有名,性格が正直で、善良で頑固で、生涯正義を守ってきた、空前絶後の希代の英雄。優れた武学天賦があり、どんな技もすぐに習得でき、「嫁衣神功」の内力と世界無双の剣術、そして百年に一度もない仁義の心は、天下無敵の存在である。

「絕代双驕」2005

4,石観音

『楚留香伝奇・大砂漠編』のボス。「心が鉄石のように冷たい観音様」。本名は李琦。黄山世家出身で、若い頃に日本に渡り、日本剣士の天楓十四郎と2人の息子をもうけた。帰国して砂漠に住む。謀略が強く、性格が残忍,傾城の美貌と極めて高い武力を持ち、大砂漠一の美熟女,世の中で唯一恐れている存在は水母陰姫。数十秒で楚留香を倒すことができる。最後に楚留香に敗れ、武術典籍『天武神経』の副作用で死亡した。

「楚留香伝奇」2006

5,柴玉関

『武林外史』の達人。雲夢仙子王夫人の夫。「万家生仏」と呼ばれ、後に「快活王」と自称し、楼蘭古城遺跡に住んでいた。表面的には正直で、義勇の心があり、天下の人に敬われているが、実際には千百年来の天下一の大悪人である。だますのが上手で、性格は冷酷で、利益のために手段を選ばない。最後に王夫人と柴玉関が決戦し、二人共に死んだ


6,木道人

『陸小鳳伝奇・幽霊山荘編』のボス。道教武当派の長老で徳望が高く、実は珍しい野心家だった。武当派の掌門となるために幽霊山荘を作り、「天雷行動」を企画した。武功は天下最強の六大達人の一人で、すでに中原武林の頂点に達している。また、全書の中で唯一、謀略力、戦闘力、内功、軽功が陸小鳳を完全に圧倒していると明記されている人でもある。(呉明の情報が少なくて神秘的だから。)

7,邀月

『絶代双驕』の女性強者。移花宮の大宮主。何の感情も持たない冷酷な魔女、一生憎しみと嫉妬に支配されてきた。背は高くないが戦力は天下一の剣士燕南天に弱くなく、凡人の体で鬼神に匹敵する。聴力は優秀で、移花接玉掌、絶頂心法の「明玉功」第9層を突破したため、若い容貌を維持している。自分の陰謀が邪魔されないように妹の怜星を自ら殺した。最終的には精神異常になり、妹の死体を抱いて行方不明になった。

「絕代双驕」2013

8,西門吹雪

『陸小鳳伝奇』全シリーズに登場する重要なキャラクター。陸小鳳の親友、いつも仙人のように白衣を着ている。7歳で剣術を始め、生涯敵なし。世間では「剣神」と呼ばれている。性格はまじめで冷淡で、めったに話をしない。天下無敵の名声の中には生涯の孤独がある。古龍作品における「孤独」の象徴とも言える。彼は陸小鳳が苦境に立たされた時によく現れ、強敵を負かすのを助けた。全作の戦いにおいて、彼はどの達人に対しても圧倒的に優位に立ち、化け物のような存在です(木道人と戦った経験はありません)。

「陸小鳳伝奇」2007

9,夜帝

『大旗英雄伝』の達人。個性は静かで、隠居して争いが好きではない。弱者を助けるのが好きな日后と並ぶ一動一静の武林至尊。水霊光の実の父親。才能は抜群で、琴棋書画はどれも優れており、生活を楽しむことができ、武林紛争から遠ざかることができる大隠士である。その家族も上等な名士で、妻(夜帝夫人)は外見が美しく、息子の朱藻は聡明絶倫。最後にすべての武功を鉄中棠に伝授し、鉄中棠が「鉄血大旗門」を再建した後、夜帝親子は海外に行った。楚留香の武功も彼の伝授によるものだそうで、楚留香の師匠で楚留香時代の先代の伝奇的な人物とされています。

「大旗英雄伝」2007

10,逍遥侯

『蕭十一郎』のボス。唐の異民族名将哥舒翰の一族の末裔。彼は「人形山荘」を設立し、彼に従わない達人を監禁し、困っている人をからかって楽しむことを目的とした。彼は江湖の中で巨大な勢力を経営し、部下が多く、公に顔を出さず、極めて神秘的だった。謀略力は極めて高く、極めて賢い人だという。天下公認の「最強」であり、この世で生きているすべての人は、まだ逍遥侯に勝てる人は一人もいない。彼より武功が高い人はいない。彼ほど陰険で恐ろしい人はいない。最後に蕭十一郎に殴られて崖に落ち、自分の手で殺した妹のことを思い出し、精神的に崩壊して死んだ。

「新萧十一郎」2016

11,王夫人

『武林外史』の女性強者。全作の天下一の達人。一門の妙技:暗器の天雲五花錦と内功の迷魂摂心催夢大法によって、世の中の誰もが恐れている女になった。「雲夢仙子」と呼ばれ、絶世の美貌、高い知名度、圧迫感がある。トップの強者でも、彼女には屈服せざるを得ない。夫の柴玉関は「快活王」と呼ばれ、評判はいいが、実は江湖一の悪人だった。最後に王夫人と柴玉関が決戦し、二人共に死んだ


12,独孤一鶴

『陸小鳳伝奇の金鵬王朝編』の達人、ボスの一人。峨眉派掌門。本名は平独鶴で、金鵬王朝滅亡時の四大旧臣の一人。復国の誓いを捨て、宝物を横領して中原武林の名士となった。天下の六大達人の一人で、性格は傲慢で自負している。剣法は沈着で雄渾で、内力は深く、攻勢は鋭く、守備は厳密で、交戦経験は西門吹雪を超えて豊富である。しかし天禽門の霍天青に体力の半分を費やされ、その後西門吹雪との決戦で体力不足のため殺された。


二、宗師級

13,蝙蝠公子

『楚留香伝奇・コウモリ伝奇』のボス。本名は原随雲。「無争山荘」の荘主。天下の人からは淡泊な個性の隠居者とされているが、実は大野心家である。自分が武功を身につけたのは全部で三十三種類で、日本甲賀からの武功、血影人の軽功、華山派の「清風十三式」、黄教密宗の「大手印」「朱砂掌」、四川蜀中唐門の毒薬暗器、巴山顧道人の「七七四十九手回風舞柳剣」、少林派の「降龍伏虎羅漢拳」、武当派の「流雲飛袖」、辰州言家の「僵尸拳」、中原彭家の「五虎断門刀」、北派正宗の「鴛鴦脚」……そして彼は学んだ武功のほとんどを極致に発揮し、一人ですべての武功を十分に利用することができ、技の変化の複雑さはすでに石観音に近づいている。

14,怜星

『絶代双驕』の女性強者。移花宮の二宮主。邀月の妹。容姿は美しく、性格は温和で善良で、無邪気で聡明で、姉を恐れている。幼い頃に姉に木から突き落とされ、左足が不自由だったが、武功は極めて高く、「明玉功」の第8層を突破し、姉に次ぐ戦力となった。最後に姉の復讐計画を主人公に話そうとしたが、姉に殺されてしまった。

「絕代双驕」2013

15,日后

『大旗英雄伝』の女性達人、常春島の島主。天下二人の神話級強者『夜の帝、日の后』の一人。鉄血大旗門の3代目である雲翼の妻で、彼女は雲鏗、雲錚、雲婷婷を出産した後、雲翼に捨てられ、常春島の前任島主に救われ、常春島に持ち帰った。そして、「島主」を継承し、当時の天下武功最高の女となり、現在の中原六大名手のトップであり、実力は「風雨雷電、武中四聖」の上にあり、夜帝に匹敵する。世の中では義理堅いことで有名で、性格は熱心で、弱者を守ることが好きです。人に親切で、温和であり、慈悲深い婦人である。「黒衣天使」という組織を設立し、悲しい経験をした女の子を引き取って、お互いに姉妹のように世話をし合った。鉄血大旗門に恨みを残している。『大旗英雄伝』と『楚留香伝奇』は同じ世界線。夜帝は楚留香の師匠。同じ世界線を使うことは古龍のすべての作品では珍しい。

16,俞佩玉

『名剣風流』の第一名手、主人公。外見はハンサムで、風流で、「天下第一の美男子」と呼ばれ、生まれつき腕力が優れている。「無相神功」に練習し、姫悲情ら3人の陰謀を世にさらし、姫悲情を倒して「武林盟主」となり、若くして武林至尊となった。


17,燕十三

『三少爺の剣』の達人。剣道に夢中になっている男です。修練された家伝武学はを奪命剣法。現世の一流剣客であり、剣術以外のことには何の興味もない。生涯の願いは「天下第一の神剣」謝暁峰との試合だ。自ら創始した武学「奪命十三剣」を身につけ、後に第十四の変化を自ら創り出しただけでなく、謝暁峰との決戦の際に破滅と死を代表する第十五の変化を創り出した。

彼は第15剣で謝暁峰を殺すことができたが、この剣がもたらしたのは破壊と死だけで、彼は武学の罪人になりたくなくて、このような剣法を世に伝えたくなくて、だから彼は自分の命を終えて、この剣法を消滅させることを選んだ。自殺したときは、性格も淡々と安らかになった。


18,葉孤城

『陸小鳳伝奇』の名剣士。南海の「飛仙島」から来て、「白雲城主」と呼ばれ、剣神の西門吹雪に認められた唯一の剣士だ。天下の六大達人の一人。いつも白衣を着ていて、性格は穏やかで孤高で、帝王的な気質があります。自分の剣技「天外飛仙」は古龍世界最強の剣技、人と剣が合体し、雷神の撃のような勢い。実は野心家で、親王の謀反に関与し、陰謀は極めて大きく、古龍世界10大梟雄(野心が大きく、策略力の高い覇者)の一人と呼ばれている。最後に謀反に失敗し、西門吹雪との決戦で殺された。

「陸小鳳伝奇」2007

19,高莫静

『剣玄録』の第一強者、ヒロイン。「明玉功」に弱くないと言われる「四照神功」を修練し、戦力は強い。四照神功も明玉功も古龍創作宇宙の四大最強武功の一つである。戦力はほぼ無敵のピークに達しているため、水母や邀月に弱くない達人と読者から評価されることが多い。男性主人公の芮玮が四照神功を修練するのを助けるために、半分の功力を相手に伝えることを惜しまず、自分は一生不具になり、半身が枯れてしまった。最後に芮玮と結婚した。

20,宮九

『陸小鳳伝奇・鳳舞九天編』の大悪役。親王の太平王の息子で、小老頭の呉明の部下で、呉明の実子だと考える人もいる。極めて高い武学の天賦があり、学習速度が速い。性格は変態で、深刻なドM傾向がある。陸小鳳全シリーズの中で最も性格と心理が複雑な人。戦闘力は陸小鳳を完全に制圧した。最後に陸小鳳にそのドMの特徴を利用して殺された。

「陸小鳳伝奇」2007

21,玉女

『孤星伝』の女性達人。夫と共に「金童玉女」と呼ばれ、実力は極めて強いが隠遁する不思議な夫婦です。夫と一緒に主人公裴珏に武功を教え、裴珏が大幅に実力を高めるのを助けた。


22,金童

『孤星伝』の達人。妻と共に「金童玉女」と呼ばれ、実力は極めて強いが隠遁する不思議な夫婦です。妻と一緒に主人公裴珏に武功を教え、裴珏が大幅に実力を高めるのを助けた。


23,孫白髪

『小李飛刀』シリーズ第一達人。世間では天機老人と呼ばれている。武器の天機棒は百暁生『兵器譜』1位の名武器で、2位の龍鳳環と3位の小李飛刀よりも強い。隠居した老人だったが、年を取って体が弱かったため、2位の上官金虹に殺された。


24,姬悲情

『名剣風流』のボス。「墨玉夫人」と呼ばれる。高貴で優雅で、美貌絶倫で、傲慢な名門意識があり、人を見下している。「先天罡気」を身につけ、実力は覇道で凶暴。最後は主人公俞佩玉に敗れた。

25,上官金虹
『小李飛刀』第1部のボス。金銭幫幫主、武器「子母龍鳳環」は百暁生著「兵器譜」で2位、その武功は頂点に達し、「手に環がなく、心に環がある」という境地に至り、『兵器譜』1位の天機老人孫白髪に勝利し、兵器1位の名手になったことで気性が高く自負している。総合実力は3位の李尋歓をはるかに上回り、李尋歓を殺す機会は何度もあったが、自分が小李飛刀を避けることができるかどうか見たい、結局、傲慢さのために死ぬ。

26,霍休

『陸小鳳伝奇・金鵬王朝』のボス。六大達人の一人。金鵬王国の四大旧臣の一人で、今では中原地区の第一の金持ちで、公に活動することは少ない。復国の誓いを捨てて宝を横領し、中原で古龍世界最大の勢力圏を経営し、「青衣百八楼」を創設した。金鵬神功は軽功と内功と点穴術を結合した武功で、威力は決して現世のいかなる武学にも劣らない。そして非常に慎重で、策略力が非常に高く、西門吹雪を利用して独孤一鶴を殺し、複数の金鵬王朝の関係者を暗殺することに成功し、全作最大の陰謀家だった。最後に陸小鳳らに捕らえられた。

27,薛衣人

『楚留香伝奇・鬼恋俠情編』の達人。楚留香時代の天下一の剣士。薛衣人本人は強い剣気を放つことができ、すでに「人剣合一」の境であり、剣道の境界は後期の西門吹雪に劣らない。楚留香は薛衣人に直面して、避けるしかなくて対抗しにくい。

「楚留香新伝」2013

28,大悲禅師

『陸小鳳伝奇』の達人。少林寺方丈大師、中原六大達人の一人。内力は極めて深いが、出場情報は少ない。



三、戦神級

29,楚留香

『楚留香伝奇』シリーズの主人公。古龍作品のスター級キャラクター。江湖に名高い俠盗。盗みに入った先では香水の匂いを残して行く、ということで楚留香と呼ばれている。その割には嗅覚に問題があり、親友の胡鉄花らからたびたびその鼻の悪さを嘲られている。

江湖では尊敬の対象となっており、盗賊の親玉ということで楚香帥と尊称されたり、盗帥などと呼ばれることもある。そのため、楚留香はかなりの年配の人物と思い込まれており、正直に「俺は楚留香だ」と名乗っても「楚留香の息子でもお前より年上だろうよ」と信じて貰えないこともある。武術の腕も一流であり、特に軽功に優れている。たいそう女性にもて、たいていの作品ごとにボンドガール的な女性と親しくなることも。

武芸に関しては、特に軽功に優れ、作中でも楚留香の軽功は天下一と称されている。鼻に関して先天的に問題があり、鼻での呼吸ができない。そのハンデを克服するため楚留香は全身の皮膚で呼吸する技術を習得しており、それによって独自の内功を修めるとともに、優れた軽功を使用する。また、水中でも息継ぎなしで活動が可能であり、水泳も得意。作中では最強というわけでもなく、石観音や水母陰姫など楚留香より武芸に優れた人物が登場するものの、機知と機転によって勝利している。性格は自由で温和だ。どんなに強大な敵や恐ろしい陰謀でも、楚留香はそれを打ち破る能力がある。戦闘情勢に対する判断力は古龍世界の第一と言える。

「楚留香新伝」2013

30.李尋歓

『小李飛刀』第1部『多情剣客無情剣』の主人公。古龍作品のスター級キャラクター。「小李飛刀シリーズ」において直接的に李尋歓が登場するのは『多情剣客無情剣』のみだが、「小李飛刀シリーズ」その他の作品にも李尋歓の弟子である葉開など「小李飛刀」の使い手が登場する。肺を病んでおり、たびたび血の混じった咳をしているが、大の酒好きで痛飲することもしばしば。武芸の達人であり、特に飛刀が得意。また、学問にも優れており、科挙にも第三位(探花)で合格している。そのため、「小李探花」とも呼ばれている才人。李尋歓の投擲する小刀。百暁生の「兵器譜」の第三位。何の変哲もない小刀だが、尋常でない速度で飛び、その命中精度は百発百中。相手の喉に突き刺さり、一撃で絶命させる。誰も避けることができないとされており、たびたび小李飛刀を破る、もしくはかわそうとする対戦者をことごとく打ち倒している。一撃必殺という設定があるが、大歓喜菩薩のように小李飛刀を完全に防御する者も存在する。

「小李飛刀」1999

31. 陸小鳳

『陸小鳳伝奇』シリーズの主人公。古龍作品のスター級キャラクター。四本眉毛との異名をもつ浪士陸小鳳の冒険を描くシリーズ。陸小鳳は特に定職もなく、ふらふらしているが武術の達人。どこからともなく事件が持ち込まれると、優れた推理力で事件を解決したりする。立派な口髭を蓄えており、「四本眉毛」の異名を持つ。定職についているわけでもないが、酒が大好きで、交友関係も広い。名望の高い友人がたくさんいる。個人の推理力は古龍世界一の探偵とも言える。人間の枠を超えた策略力と探偵力がある。陸小鳳の実力は強く、葉孤城の絶世剣技「天外飛仙」にも対抗する力がある。

「陸小鳳伝奇」2007

32,鉄中棠

『大旗英雄伝』の主人公。古龍作品のスター級キャラクター。大旗門四代目の弟子。武功は夜帝に伝授されて当世の絶頂の名手になった。品性は忍耐強く、機知に富み、無双と言える。その時代の数百年にわたって天下の豪傑を「天下第一」と呼んだ唯一の大人物だった。いつも冷淡で心が熱く、どんなに悪い人に出会っても、いつもその人に過ちを改める機会を与えなければならないという点は楚留香の作風と似ている。大旗門と五福連盟の深い恨みで大旗門から追放されて3年、彼の江湖奇旅を開いた。

「大旗英雄伝」2007

33,蕭十一郎

『蕭十一郎』の主人公。古龍作品のスター級キャラクター。帝王的な格好をした美男。江湖に名高い俠盗。個性は自由で、正直で、束縛が嫌いです。刀の技は優れており、「刀法天下尊、蕭郎第一人」と評価されている。神秘感が強く、しかも孤独色が濃い。

「蕭十一郎」2002

34,碧玉夫人

『碧血洗銀槍』の第一達人、碧玉門の門主、碧玉山荘の主人。悪役ではない。彼女についての記載は多くないが、姓は謝で、古龍の別の名作「三少爺の剣」の謝氏一族と同族である疑いがある。戦力が強く、邀月以降の第一美人と読者から評価されている。


35,華真真

『楚留香伝奇・蝙蝠伝奇編』の女性達人。華山剣派の弟子で、天下一の女性剣士。水母陰姫に次ぐ、石観音に匹敵する達人と言われている。やや大げさだが、実力は確かに弱くない。移動速度は本編のボス(蝙蝠公子)よりも速い。剣術は道教風の強い「清風十三式」であり、剣術面では天下第一剣士薛衣人に次ぐ存在となっている。氷のように清新で聡明で、清風のようにスマートな女性。華山派を守ることを使命としている。最後に楚留香を助けて蝙蝠公子の陰謀を粉砕した。

36. 蕭涙血

『英雄無涙』の達人。王侯気質の男は、悪役ではない。重厚でまじめな気質。蕭涙血は父が作った箱をいつまでも持ち歩いている。箱は古龍自身が設定した世界最強の兵器で、さまざまな武器パーツが詰まっており、さまざまな武器にすばやく組み立てることができます。


37,大歓喜菩薩

『小李飛刀』の女性達人は、西南苗疆から来た異民族の達人で、体はかなり太っているため、防御力が非常に強く、体の脂肪と脂身は天下無敵の李尋歓の小李飛刀の攻撃で死なないことができるので、十分に「戦神級」に入れられている。勢いは極めて横暴で、体だけで精鋼飛刀を粉砕することができ、古龍全シリーズの第一人と言える。最後に遊龍生の剣に背中を刺されて死んだ。

38,水柔頌

『大旗英雄伝』の女性達人。ヒロイン水霊光の母。かつて有名な女剣士だったが、その後妊娠中に崖を突き落とされ、両足が不自由になり、娘を出産した。20年間修練して、内力はとても深くて、復讐心は重い。最後に主人公の鉄中棠との戦いで毒のある池に落ちて死んだ。


39,沈浪

『武林外史』の主人公。彼は百年武林世家沈家「九州王」沈天君の唯一の息子。「天下第一名俠」と呼ばれ、多くの絶学を身につけた快活王柴玉関と戦っても負けない。年は若く、武功が高く、性格は穏やかで温和で、争いを好まない。「伝説四十年」の開拓者です。「最初の10年は沈浪無双の時代、2番目の10年は李尋歓仁者無敵の時代で、3番目の10年は李尋歓の弟子の葉開の時代、最近の10年は沈浪の伝人公子羽の時代である」


40,謝曉峰

『三少爺の剣』の主人公。「神剣山荘」の坊ちゃん。「天下第一の神剣」と呼ばれている。若い頃は「神剣三坊っちゃん」と呼ばれ、剣法は渾然一体となり、ほころびがなかった。若く有名になり、生まれつきの奇才、文韜武略に精通していて、剣術上の造詣はさらに頂点に達した。

「三少爺的劍」2016


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?