弟へ。

お疲れ様です。
昨日はお祝いとか諸々ありがとうね。
元気そうでよかった。

思いがけず話す時間があって、よかったなと思っています。
話した感じ、君のその一生懸命なドライさは、本当はものすごく感じやすく優しい自分の性格から、無駄に傷つくのを避けるためにここ十数年で必死に身に付けたものなのだなと、感心しました。

昔の優しさを期待して話していたら、うっかり私の方が傷付いてしまって、ちょっと笑っています。気にしないで。今私は、誰でも良いから優しくされたかった。あなたに求めることでは無かった。
何はともあれ、君の姉のキリンちゃんとしては何も心配しなくて良いのだなと安心しています。

お姉ちゃんも含め、色んな事、もう本当にそれぞれが独立して大人なんだよなぁと、改めて思いました。

私には固定のパートナー(所謂夫的な)がいないけど、それはそれで、ふらふらしている私にはちょうど良いのだろうなと、半ばそういう存在を与えてくださいと祈ることも止めてしまっています。とても寂しいけど。
だから私のためには祈らないで良いよ。
とりあえずの私の今の心配ごとは母の事だけだから。

いざとなったら両親を殺して私も死のうか。そんなことも考えます。

まぁ、貴方は鼻で嗤うのでしょう。それでいいよ。

ありがとう。君は、君の家族は大丈夫。私もあまり言うのは得意じゃないし有言実行でもないから言わないけど、気が向いたら君ら家族のために神様からの祝福を心から祈るよ。

きっと大丈夫だ君は。

主にあって愛しているよ。願わくはのびのび生きてください。


姉(キリン)より

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