【読書記録】金持ち父さん貧乏父さん読んだ感想・要約|アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
金持ち父さん貧乏父さんは、行動することを推奨してます。なぜなら、本を読むだけでは人生は変わりませんが、行動で人生は変わるからです。なので、金持ち父さんは行動を阻害する障害を乗り越えることを話しています。人は、お金を失うことによる恐怖があるのでなかなか投資や起業などの行動が出来ません。また、新しいことをするのには必ず不安があります。さらに、忙しいことを理由についつい投資の勉強を後回しにして、そのまま何もせず時間が過ぎて将来後悔をします。私は、まずはキャッシュフローゲームに参加して何度もプレイを行い、他の参加者がどうやっているのか聞いてみるのをおすすめします。
【金持ち父さん貧乏父さんアメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学】要約
すべての原点となる1冊目。まずはここからはじめよう。お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れよう。変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。
金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
オリエンタルラジオ 中田敦彦さん「YouTube大学」で紹介、大絶賛。「正直むちゃくちゃ面白かった。するする読めるし分かりやすい。お金に関してちゃんと勉強しないってことがいかに辛く惨めな人生の始まりかということを叩きつけてくれる。」毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から20年以上経った今でも変わらず多くの支持を得ています。
その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。アメリカで1997年に発売され、2000年から6年間ニューヨークタイムズのベストセラーリストに載りつづけ、自分の頭で考え道を切り開き、厳しい世の中を生きるためのガイドとして読み継がれてきました。「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。日本やアメリカのみならず、本書が刊行された2013年時点で51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています。
「ラットレースを抜けろ」は金持ち父さんの一番伝えたいことです。お金の奴隷とは、お金のために働く状態のことです。金持ち父さんは、多くの人がお金のために働いており、その結果望む人生を手に入れていないと言っています。なので金持ち父さんはラットレースを抜けろと言ってます。具体的に自分の人生を手に入れるためには、「自分の人生を自分でコントロールすること」と言っています。そのためには、ファイナンシャルインテリジェンスを身に着けること。ファイナンシャルインテリジェンスとは、簡単に言うと「お金の知性・知識」のことです。「ラットレース」を抜けるためにはファイナンシャルインテリジェンスが必要であるとされています。金持ち父さん貧乏父さんの中では、二人の男性が登場します。一人は友達のお父さん「金持ち父さん」、そしてもう一人のお父さんが「貧乏父さん」です。金持ち父さんは、少し太っていて学歴はありませんがお金と自由な時間があるお父さんです。実の父親の貧乏父さんは、痩せていて学歴があり高収入を得ていますが、いつも時間がなく家のローンとクレジットカードの支払いに追われています。対照的な2人のお父さんですが、なぜ友達の金持ち父さんになれたのでしょうか?それは、「ファイナンシャルインテリジェンス」を身に付けているからです。
キャッシュフローゲームとは、サラリーマンや自営業の方がお金持ちになりラットレースを抜けるまでを体験学習することが出来るボードゲームです。キャッシュフローゲームを通して、「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」を身につけることが出来ます。ロバートキヨサキは、キャッシュフローゲームを毎月することをすすめております。理由は、キャッシュフローゲームによって「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」を身に付けなければ現実でもラットレースは抜けられないからです。「ファイナンシャルインテリジェンス」はお金の知性・知識等の考え方で「ファイナンシャルリテラシー」は、財政の読み書き(会計)のことです。
要は、お金の正しい考え方と投資家目線での財政の読み書きが必要ということです。金持ち父さんは、本を読んだだけでは「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」は身に付かないため、キャッシュフローゲームを何度もプレイしなさいと言っています。キャッシュフローゲームゲームで実際に損益計算書とバランスシートの記入を何度も行うことで「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」を身に付ければ現実でも応用することが可能です。また、毎月行う理由ですが「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」を身に付けるのには時間がかかることや時間が経過すると人は周りの環境に負けてラットレースを抜けることを諦めるのを防ぐためです。
まとめ
ロバート・キヨサキは、1994年に47歳でビジネス界から引退し、1997年に『金持ち父さん 貧乏父さん』を執筆します。全世界で51ヵ国語に翻訳され、109カ国で紹介されるほどの人気となりました。
彼は2012年に自分の会社が破産するなど、波乱万丈の人生を送っています。しかし、その後もオンラインセミナーを配信したり、セミナーを開催するなど、精力的に活動している人物です。この実績からも説得力がありますが、彼が書いた本は多くの経営者やビジネスマンから評価され、若いうちに読んでおいた方がよい本として推薦されている。
お金持ちになるためには、お金を生み出す「資産」を形成することが重要。家や車はローンや税という支出を生み出すので「負債」であると。不動産現物投資はハイコストすぎてハードルあるけど、株やリートはもう少し調べてみよう。お金のために働くのではなく、自身の成長のために自身は働く。お金は自分の手から離れたところでいかに生み出せるようにするかを考えないといけない。不労所得を作ると。「人間には二種類ある。一つは人生につつきまわされても、ただそのままにしておく人たち。もう一つは、怒ってつつき返す人だ。でも多くの人は、つつき返すときに相手を間違える。上司や仕事そのもの、あるいはだんなさんや奥さんに向かってつつき返すんだ。みんな人生が自分をつついているとは知らないからなんだな。」 p.207 金持ち父さんの口癖「人は損をするのが怖くて、そのために損をする。」 この2つは忘れたくないと思うからメモしておく。読んでよかった。
金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学