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1/1200 ガウ攻撃空母 製作記3 〜サーフェイサー塗装〜
現在進行形で製作中のガウ攻撃空母ですが、今回はサーフェイサーを塗装して表面の状態を整えていきます。
恥ずかしながら、僕がいつもサフを吹くときはたった1回きりで終わらせ、塗料のノリを良くするためだけにやっていたのですが、今回はサフによって見つけやすくなった細かいキズをヤスリで丁寧に削りながら、より綺麗な塗面を目指していきます。
サフの持ち味を可能な限り引き出していく作戦です。
それではどうぞ。
使うサフ
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使うサフは、クレオスのMr.サーフェイサー1000です。
一瓶丸ごと2.5倍に希釈したものを、ストロベリージャムが入っていた大きな瓶にいれています。(ラベルは飾りです ^^;)
これが結構便利で、いちいち塗装毎に希釈する必要がなく、攪拌した塗料をそのまま塗料カップに入れるだけで済むので、なにかと効率が良いです。
ただ、塗料の適切な希釈率はその日の気温・湿度や季節によって微妙に異なるらしいので、その時々に合わせて微妙にうすめ液を足すと良いかもしれません。
いずれにしろ僕には分からないことだらけなので、まだまだ勉強不足だなーと感じるところです。
サーフェイサー塗装
1回目
いきなりの写真となりますが、1回目のサフ吹きが終わりました。
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塗装用持ち手に関するお話ですが、ガウ本体は使い終わった木工用ボンドにくっつけて、ボンド部分を手で持ちながら塗装しました。
木工用ボンドのキャップのサイズがガウの隙間にちょうど良いサイズなのと、持ちやすい形状がその状況にとにかくマッチしていました。
多分、一番びっくりしているのは木工用ボンド自身だと思います。
木工用ボンド「俺、本来の役目終わったかと思ったら、いつのまにか塗装用の持
ち手やらされている。これが第二の人生か…」
0655(NHKEテレ)のおはようソング「第二の人生」を思い出します。
▼こちらは、お馴染みの段ボール板に貼り付けるやり方で塗りました。
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なかなか良さげですが、よ〜く組みてみると細かいキズや埋まっていない合わせ目、それからホコリという名の異物などが散見されます。
(この記事では、それらを総称して『傷』と表記します。ご了承ください。)
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仕方ないので、傷のある箇所を紙ヤスリで削りつつ、表面を均していきます。
紫の地色が飛び出しても問題なし。
気になり出すと止まらない気性なので、結構たくさん触りました。
2回目のサフ吹きで塗り忘れないように注意です。
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スジボリが浅く、サフ1層だけで埋まってしまったモールドがかなりあったので、彫り直しました。これで大丈夫。
2回目
その翌日、サフ吹きはセカンドラウンドに突入。
塗装終了して乾燥後、消しきれなかった傷を発見しました。
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これはあれですね。傷を消そうとしてナイフでガリッとカンナがけをしたところ、その段差が消しきれておらず、残ってしまった感じですね。
つまり傷を消そうとして広がってしまった傷です。
ちょっといい加減だったなぁ…と反省。
再び紙ヤスリを使って優しく削り、傷をならしました。
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3回目
予想していなかったサードラウンド。
3度目の正直、頼むぞ・・・
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今度は大丈夫そうです。綺麗な表面を得ることができました。
つや消し仕上げではこのくらいで十分でしょう。
今回はここまで
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サフ吹きは3回で終わらせることができました。
サフを吹いては傷を見つけてそれを処理し、再びサフを吹いては傷をみつけてそれを処理する・・・を繰り返したことで、久々に「サフ吹いてるなー」と実感した今回の工程でした。
次回はちょっと小休止。本体から離れて1/1200モビルスーツたちを塗装する様子をお届けできればなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
つづく