クリアパーツ塗装のウラ技は、”裏”側から塗ること (エドワードセカンドV 製作記3)
ランナー単位で塗っているエドワードセカンドVですが、今回はいよいよ、クリアパーツの塗装に着手していこうと思います。
クリアパーツは難しい?
(↑)これが今回塗るクリアパーツです。
同シリーズの他のキットと比較すると結構少なめで、3パーツ。
胸の一部と、必殺技時に装着する望遠鏡です。
ほとんどクリアパーツが活かされていない望遠鏡を、主に塗っていくわけですが、ここで問題になるのは遮光です。
パーツは美しいほど透明で、下手に塗装するとスケスケで安っぽい仕上がりになりそうなので、しっかりと光を閉じることが求められると思います。(もっとも、付属のシールを使えばまあまあ楽なのですが…)
とりあえず、まずはパーツの裏側を黒(ブラック)で塗りつぶすことにしました。
上に塗る色の発色がどうのこうのではなく、あくまでも遮光を優先して、塗っています。
(↑裏側の写真)
水性ホビーカラーで塗りました。(2回塗りです)
遮光具合はなかなかいい感じで、照明に直接当てても、光が透けることはなかったです。
まさかの発見
この後、表側を予定の色で全て塗っていくつもりでしたが…
塗る前に、パーツの表側をじっくり見て思いました。
「これ、めっちゃいい感じの黒じゃん!」
そうです。
実は、表からもう一度黒で塗るはずが、あまりの表面の美しさに感動。
クリアパーツのため、塗りつぶした裏側の黒色がそのまま表側に反映されて、表側は黒一色。
表面はツルツルのクリアパーツなので、塗りムラの全くない黒下地ができたようなものです。
「これは塗装する手間が省けた!」と、表側からの黒塗装を省略して、白・シルバー・ゴールドの塗装に移りました。
白はちょっと難しかったですが、全力を尽くしました。
シルバー・ゴールドは、下地が黒なだけあって、そのポテンシャルを遺憾なく発揮。ちょーキレイなメタリック色になりました。
まとめ
※照明の電球を換えたため、色味が若干変わっていますが、ご了承ください。
(↑)結果こんな感じに。 <<黒色の美しさを見てください!>>
というわけで、クリアパーツを(クリアを活かさず)塗りつぶす際は、裏側を黒で塗りつぶすと、最高の下地が完成することが分かりました。
これは、同シリーズの他の塗装にも使えそうです。
それではこの辺で失礼します。