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あなたは何を感じますか?…クルドの愛国歌と旧国歌

"Her Kurd ebîn" - Kurdish Patriotic Anthem
クルド愛国歌(クルマンジー:クルド語北部方言)
タイトルは「クルド人であり続ける」という意味のようです。

Dagîrkerî dil pir le qîn,
 Invaders filled with hate
  憎しみに満ちた侵略者、
Dirrindey bê wîjdan u dîn,
 Savages without conscience or morals,
  良心や道徳のない野蛮人、
Natiwanî wakey Kurd nebîn!
 You can't force us not to be Kurds!
  我々がクルド人になるなと強制することはできない!

Her Kurd bûyn û her Kurd ebîn.
 We have always been Kurds and always will be Kurds.
  私たちは常にクルド人であり、これからもクルド人であり続けるでしょう。
(繰り返し)

Le pêş agirperestî da,
 Before the time of worshiping,
  火の崇拝の時間の前に
Le pêş Musilmanêtî da,
 Before the time of Islam,
  イスラム教の時代以前、
Be dîlî û be serbestî da
 During imprisonment and freedom
  投獄中と自由の間
Her Kurd bûyn û her Kurd ebîn!
 We have always been Kurds and always will be Kurds!
  私たちは常にクルド人であり、これからもクルド人であり続けるでしょう。

Ne Erebim ne Êranîm Turkekî şaxistanîm.
 I am no Arab, no Iranian and no mountain Turk.
  私はアラブ人でもイラン人でもありません そして山岳トルコ人でもありません。
Nek min her xom mêjûş elê Ke Kurdim û Kurdistanîm!
 Not only me, but history agrees That I am a Kurd, Kurdistani!
  私だけでなく、歴史もそれに同意しています 私はクルド人、クルディスタン人だ!
(上2行繰り返し)
Ke Kurdim û Kurdistanîm!
 That I am a Kurd, Kurdistani!
  私はクルド人、クルディスタン人だ!

Ne nengîye û ne piyawetî;
 We're not asking for any favours;
  私たちは何の恩恵も求めていません。
Ciyawazî netewayetî,
 Indipendentce is not an outrageous demand,
  独立は法外な要求ではありません。
Biryare û mêjû dawyetî!
 It's a decision made by history!
  それは歴史によって下された決定です!

Ke Kurd bûyn û her Kurd ebîn.
 That we are Kurds and always will be!
  我々はクルド人であり、これからもそうであり続けるだろう。
(繰り返し)

Gelan hemû biray minin,
 Other nations are all my brothers,
  他の国々は皆、私の兄弟であり、
Her zordaranim dujminim.
 Only dictators are my enemies.
  私の敵は独裁者だけだ。
Daway wilatî kes nakem,
 I am not asking for anyone else's land,
  私は他の誰かの土地を求めているわけではありません
Pencebo mafî kes nabem;
 I am not trespassing on anyone else's territory;
  私は他人の領土に侵入しているわけではありません。
Bo mafî gel û xakekem
 But for the rights of my people and my land
  しかし、私の民と私の土地の権利のために
Heta mawim xebat ekem!
 As long as I'm alive, I will fight!
  生きている限り戦う!

Dagîrkerî dil pir le qîn dirrindey bê wîjdan û dîn
 Hateful invadors, savages without conscience or morals,
  憎悪に満ちた侵略者、良心や道徳のない野蛮人、
Ger Qendîl û Agirî şîrin Yeksan bê legel rûyzemîn
 Even if you flatten Qandil, Agri and Shirin mountains,
  カンディル、アグリ山とシリン山を平らにしても、
Natiwanî wakey Kurd nebîn,
 You can't force us not to be Kurds,
  クルド人でないように強制することはできません
Her Kurd bûyn û her Kurd ebîn,
 We have always been Kurds and always will be Kurds,
  私たちは常にクルド人であり、これからもクルド人であり続けるでしょう。
(上2行繰り返し)

太字にした部分の真意が非常に気になります。

文字起こしをしてから、以下のページを発見しました。
多少綴りの異動がありますが、
まだ私にはどちらが正しいのか判断する力量はありません。


この他にYouTubeの「Ingen」という国家・愛国歌を集めたチャンネルで”Kurd”と検索すると、いくつかの歌が出てきます。
最初の歌は視聴回数239万回。
以下の歌は2つの version があって、それぞれの視聴回数は38万回、10万回となっています。

ただし上記のチャンネルの日本に関連した歌には、
聞いたことすらないものもあるなど、
単純に広く普及しているものかどうかの掲載基準は判りません。


"Ey, Reqîb!" - National Anthem of Kurds
クルド国歌(イラクのクルディスタン自治区の公式国歌、ソラーニー:クルド語中央部方言)

私から見ると、こちらはかなり血なまぐさい内容です。
両大戦の間の歌ですから…。

以下はwikiの英語からの自動翻訳になります。

クルド人の詩人で政治活動家のディルダルが、1938年に獄中で書いたものです。「敵よ!」を意味する「Ey Reqîb」は、ディルダルが拘留され拷問された刑務所の看守だけでなく、クルド人に対する広範な抑圧も指しています。

1946年、この詩は、20世紀のイランの短命なクルド共和国であるマハバードのクルディスタン共和国の国歌として採用され、1年間続きました。「Ey Reqîb」はクルディスタン地域の国歌として採用され、クルド労働者党でも使用されています。

(歌詞)
切れ目は、私が語調から恣意的に入れているので、
曲番とは一致しないかも知れません。

ああ、敵だ!クルド人は生き続けている、
彼らはいかなる時代の武器によっても押しつぶされていない
誰もクルド人が死んだとは言わない、
彼らは生きている
彼らは生きている、
そして決して私たちの旗を降ろさない

私たちは革命の赤い旗の子孫だ
私たちの過去を見て、
それがどれほど血まみれであるか
誰もクルド人が死んだとは言わないでください、
彼らは生きている
彼らは生きている、
そして決して我々は我々の旗を降ろさない

我々はメディアとキュアクサレスの子孫である
クルディスタンは我々の宗教であり、
我々の信条である
誰もクルド人が死んだとは言わない、
彼らは生きている
彼らは生きている、
そして決して我々は我々の旗を降ろさない

クルド人の若者は勇敢に立ち上がり、
彼らの血で彼らは生命の冠を彩ったクルド人が死んだ、
彼らは生きている、
彼らは生きている、
そして決して我々の旗を降ろさない、

クルド人の若者は準備ができており、
最高の犠牲として彼らの命を捧げるために
誰もクルド人が死んだとは言わない、
彼らは生きている、
そして決して我々の旗を降ろさない




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