古の生主
おはようございます。ひより。です。
最近私の周りは配信をする方が増えています。ゲーム配信をしたり、雑談をしたり、内容やプラットフォームは様々。
私は配信にコメントをするのが好きなのでよく拝見して楽しませて貰ってます。
その中でよく言われる言葉
お前も配信しないの?
ほんっっっとよく言われます!めっちゃくっちゃ!
髪切った?くらいの感覚で言われます。タモリなんですみんな気分は!配信タモリでみんな簡単に私に配信を促してくる!
しかし、私は配信をしません、いや出来ないのです。
人見知りだから、声が変だから、家に人がいるから、夜中にバッハの旋律をきいたから、
いえ違います。これには深い理由があります。
今日はその事について書きたいと思います。
あと全然関係ないですけど
Simejiのキーボードフリックしにくくねぇか?さ行だけ当たり判定せまくね?
コホンッ
私は配信というものをしたことが無いわけではありません。
遠い昔、中3の夏から高1の夏までの1年間、ニコニコ動画で生配信をしていました。
何を隠そう私は、、、
ニコ生主だったんです!!
しかも顔出しで配信しておりました。
若気の至り、その年代特有のかわいがられたい。話を聞いて欲しい。そんなエゴが爆発した結果、その時既にオタ女子だった私は、ニコニコ動画という荒波の中でメンヘラ系媚び媚びニコ生主を始めたのです。
今考えれば本当に媚び媚びでした。
コビコビの実の全身媚び媚び人間でした。
今はもう消してしまったのですが、あの頃にタイムスリップ出来たなら、私は私をゴザで簀巻きにして腹パンの無限ラッシュを決めていると思います…
さて話を戻して、最初はほぼ誰も来ない。誰か来ても定着してくれないという。寂しい配信でしたが、2ヶ月もすると少しずつ人が集まるようになり、人気ニコ生主とまではいかないながら、それでも私の配信を楽しみと言ってくださるリスナーさんが大勢いるようになりました。
その中でも特に私を気に入ってくださる方、目立つ方が3人いました。
Aさん
めっちゃコメントをする人、いわゆるイキリオタクで、ギリギリの下ネタや、攻撃的なネタをバンバン書き込む声がでかいタイプのオタク
Bさん
大人しく、騒ぐわけでもなく
淡々と私の話を聞いて、大人な意見をしてくれる陰キャなオタク
仮面ライダーが好き
Cさん
女の子、銀魂やハガレンが好きで。
語尾にきゃん❤️やぴょん❤️を多用する愛されガール、多分ネカマ(コスメやファッションの話になると押し黙るから)
この方々がコメント欄をよく回していました。
主に私の発言にAがオーバー気味に乗っかったり、私を煽ったりするのをBが笑いながら窘めてC(多分ネカマ)がだめぴょん❤️やめるぴょん❤️すると言う。それはそれは平和な配信でした。
私自身その環境が好きでしたし、何より固定のファンが着いたというのは何より嬉しいことでした。
ある事件が起こるまでは…
ある日、私は部活が終わって家に帰りいつもの様にPCの前に座り配信を始めました。
取り留めなく友達の話や学校の話、部活の話などを話していました。
コメントの皆さんも
「お疲れ様」
「学校慣れた?」
「かわいいぴょん❤️おつかれぴょん❤️」
と平和なやり取りをしていました。
するとAがやってきました。おそらく仕事終わりだったんでしょう。そして仕事であまり良くないことがあったのかイライラしているように見えました。
それでもまぁ、そのことに触れずに配信しているとAが突然脈絡もなく、こうコメントしました。
「スク水を着て配信をしろ」
最初は冗談かと思い、着ないよ、持ってないしと言って流していたのですが、それからAはスク水botと化したのです。
永遠に流れるスク水を着ろ。
もう鬼の勧誘です。
杏寿郎、お前もスク水を着ろ
上弦のスク水 猗窩座なのです。
それで終わればよかったのですが、ここで予想だにしなかったことが…
コメント欄の男共が同調しだした
そうスク水コールが始まったのです。
スーク水!
スーク水!
みんな私にスク水を着せようと真っ赤な目で迫ってきたのです。
もう
神聖スク水かまってちゃん/スク水コールは鳴り止まないっ
なんです。
人って怖いですね。
大勢の人間に詰められると、やらなければ…という気持ちになってくるのです。
私は思わずスポーツ店に走りそうになりました。
しかしその時一人の男が声を上げました。
そう、Bです。
「やめろよ!!気持ち悪いにも程がある!!」
いつもは決して怒らないBが赤文字でデカ文字で叫んだのです。
私はさながら。オールマイトが現れた気分でした。
「私が来た!」
それ程の衝撃でした。
しかしそんなBも
「かっこつけんな」
「お前も見たいんだろ」
「胸のところにパット入れないで欲しい」
の言葉の前に消えていきました。
ヴィラン達はもうオールマイトには止められなかったのです。
そして私はCさん(多分ネカマ)および数少ない女リスナーさん(多分ネカマ)の静止を振り切り配信を無理矢理閉じました。
それから約10年1度も配信してません。
怖かったのです。
仲良かった、優しかった方々が急に豹変しスク水を強制してくるあの光景が…
もし今また配信して、Aがきたら
私は多分、思い出した。
壁の向こうに50m級のスク水が立っているのを見たエレンの気持ちになる…
そして何より私は…
ぴょん❤️が怖い
なんなんだ!なんでぴょんなんだ。うさぎなのかカエルなのかなんなんだ!
そんなもので、女に慣れると思うな!
今どきアイドルでも言ってねーぞ!!オッサンだろお前!分かってたんだからな!!絶対許さねーからな!!!
フゥ…これが私が配信をしない経緯でした。
まぁでも過去のトラウマです。そのうちまたケロッと配信するかもしれないです。
その時は是非スク水を着させてもらいたいと思います。