毎朝の健康観察の集計、DX化できていますか。
2年ほど前に公開した記事「健康観察のデジタル化をGoogleSiteで可能にしよう!(教師入力ver.)」が今でも多く読まれていることから、まだまだ十分に進んでいない現状を感じています。
そこで、約1か月をかけて大幅なアップデートを実施しました!今回の改良では、学校ごとの状況に柔軟に対応できる機能をより充実させ、中でも新たに追加した「児童名の表示機能」により、入力作業が格段に効率化しました。
また、このシステムを実際に体験できる専用サイトもご用意しました。ぜひお試しいただき、養護教諭の方々の負担が軽減されるのを期待しています。
注釈:以下をご了承の上、お使い下さい。
1.Google Workspaceを活用した健康観察-校務DX-を体験してみましょう!
その前に… 従来版とアップデート版を比べてみよう
今回のアップデートでは、従来版と比べてカスタマイズできる部分が増え、より柔軟な対応が可能になりました。さらに、導入プロセスも大幅に簡略化され、わずか3ステップで完了するため、即日運用が実現できます。
まずは体験!Google Workspaceで健康観察をDX化すると、、、
「健康観察-demo-」では、健康観察の入力からリアルタイム集計まで、すべての流れを体験できます。まずはデータに触れてみましょう!
→ 「健康観察-demo-」はこちら
2.健康観察-校務DX-の魅力は?
健康観察システムを体験していただけましたか?
Google Workspaceを活用した仕組みだけでも、現場の、特に養護教諭の方々の業務負担が軽減することを実感していただけたと思います。
ここでは、「健康観察-demo-」で体験していただいた、健康観察-校務DX-~Google Site~というデータの魅力を「設定する側」と「使用する側」に分けてご紹介します。
a. データを「設定する側」にとっての魅力 ~管理者・教育委員会・担当職員向け~
b. データを「使用する側」にとっての魅力 ~養護教諭・現場教員・校務担当者向け~
3. Googleスプレッドシートを実際に使おう
今回の健康観察のデータはGoogleスプレッドシートが土台となっているため、以下に埋め込まれているサイトをクリックし、コピーを作成してお使いください。
健康観察-校務DX-~Google Site~はこちら
4. 最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今年度、9月から12月にかけて全国の学校で公開授業を見学させていただきました。その中で、「管理職や教育委員会が主導しなければ、学校のDX化は進みにくい」という現実を痛感しました。私自身も数年前にICT主任として校務DXに取り組みましたが、一教員の努力だけでは、どれだけDX化を進めても一時的な改善にとどまることを実感しています。
これまでは、養護教諭の方々をはじめとする現場の先生方に向けて記事を執筆してきました。しかし、実際にデータを活用し成果を報告してくださったのは校長先生や教務主任の先生だけでした。この経験から、今回は管理職や教育委員会など、決定権を持つ方々に向けて記事を作成することにしました。
この記事が少しでも、現場の先生方の業務負担軽減につながることを願っています。