通学団会はデジタル化にすべし!
皆さんの学校には通学団はありますか?
毎日の登下校を通学団で行っている学校もあれば、災害の時用に年に数回しか通学団を実施していない学校もあれば、通学団を廃止した学校もあれば様々だと思います。
なので今回は、『災害の時用に年に数回しか通学団を実施していない学校』に向けて、記事を書きます!
私が勤務していた学校も年に数回しか実施しておらず、そのときの学校のバタバタ感はすさまじかったです。共感していただける方も多いのではないでしょうか!?
そんな中で通学団会をデジタル化しました。先生がタブレット端末からすべての情報を共有できるため、バタバタ感が極端に減りました。
もちろん、初期設定や研修などが必要ですが、そこに時間を投資した方がいいと思えるほどのスムーズな通学団を実施できます。
ぜひ!通学団会をデジタル化しましょう!!
※1 今回も長文となります… ゆっくりご覧ください。
※2 今回の通学団会のデジタル化は、健康観察のデジタル化が必須です。(リンクを参照)
通学団会をデジタル化すべき理由
ⅰ. 下校先を変更する児童が分からない…
通学団会で一番バタバタするのが、「下校先が変更になる児童の把握」です。
特に低学年は、児童本人の言っていることの信ぴょう性が高くありません。その中で情報共有がしっかりとできていないと、保護者不在の家に帰宅させてしまったり、自宅帰りなのに学童保育に行ってしまったりします。
また、学童保育の児童が当日自宅帰りなのかどうかの把握も非常に骨の折れる作業です。
この作業が非日常の学校は尚更、バタバタしてしまいますし、下校時間もどんどん先延ばしになってしまいます。
この情報共有を紙で行おうとすると、朝や大放課に大量の紙を書いて対応しなくてはいけません…
ⅱ. 欠席者の二重報告
紙で行っていると、健康観察で欠席の報告をした児童をもう一度通学団会用に再報告しなくてはいけません。
ただ再報告するだけではなく、通学団を調べて担当の先生に伝わるように報告しなくてはいけません。
想像するだけでも、先生方のバタバタ感が伝わるのではないでしょうか。
1. 通学団会の仕組み
a. フォームで入力&送信
b. スプレッドシートが自動で処理
c. GoogleSiteから閲覧可能
2. 通学団会の設定方法
a. 公開ドライブからスプレッドシートをコピーしましょう!
ここから「通学団会をICT化しよう!」をコピーしてください。
※下のリンクから飛んでもOK♪
b. 設定開始
「基本設定」シートの流れに沿って作業していくことで、設定が完了する予定です。
以下では、大まかな流れをざっくりと示しました。予め確認されたい場合のみご覧ください。
①フォームの作成
健康観察のスプレッドシートのURLを入力
「通学団会時在籍判断」「下校先変更理由」を選択&入力
フォームの内容を変更
フォームを作成
フォームを確認
フォームの回答が出力されるシートを特定
前シートを削除
②集計表の作成
「集計表」シートにて、①②を行う
URLからデータをコピーする
通学団会のURLを入力
③GoogleSiteで通学団会のページを作成
④自動化の設定
ボタン(写真)をクリックする
⑥動作確認
フォームから通学団会を行う
「データ転記用」にその情報が正しく転記されていればOK&完了
お知らせ
小学校の先生向けに「個別コンサル」と「オンライン相談」を行っています。『校務効率化を実現したい』『仕事にもっと没頭したい』と思っている方、ぜひのぞいてみて下さい!