【マッチングアプリで会った女の子の話②】〜ジャンキーガール編〜
確か2~3ヶ月くらい前だったと思う。
金曜日の深夜1時前にティンダーでマッチした女の子の話だ。
友達と電話しながら軽くお酒を飲んでたところ、急にマッチングの通知が来た。
顔写真は載ってなかったが、
華奢な体つきでキャミソールを着ている後ろ姿の写真が2枚掲載されていた。
この格好を出来る女の子は多分可愛いはず。
クソみたいな思考を繰り広げながら友達と電話を続けていた。
3分くらい経って、まさかの女の子側からメッセージが来た。
僕からも色々質問をしたが、
結論、『今から会えないか?』
という話になった。
深夜1時過ぎだ。
あっちは横浜で飲んでるらしい。
僕の家から横浜駅まではタクシーで15分ほどの為、行けない距離では無い。
ちなみにこっちに来る気はないらしい。
来てくれるのであれば抜けて僕と合流してくれるとの事。
これはワンチャンってやつがあるのでは!!??
非常に迷ったが、友達にも後押しをされ、僕は横浜へと向かう事を決めた。
2時頃に到着する旨を伝え、タクシーに乗り込む。
友達とは通話を繋げたまま、どんなムーブにするか色々相談していた。
無事に横浜に到着し、相手ももう少しで向かうとの事。
あっちはもう酔っているし、コンビニでお酒を買い飲みながら待つことにした。
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15分経っても来ない。
初めてマッチングアプリで釣られたか!?
とも考えたが、メッセージはちゃんと来る。
僕に出来ることはメッセージを続けてひたすら待つ事のみであった。
西口のビブレの前の汚ねぇ広場のところで座りながら缶チューハイ飲み続ける僕。
幸い、友達が電話を繋いで一緒に待っててくれたので助かった。
(まじ感謝)
ちなみに途中でホームレスのおっさんに絡まれて死ぬほど怖かった。
なぜか乾杯を求められ、逃げるも一生付いてくるのでビブレ広場から逃走するしか無かった。
多分あいつはビブレの守り神か何かだったのであろう。
そんなこんなで40分以上経過し、ようやく女の子がやって来た。
整形顔の女の子だった。
歳は確か27歳。
キャミソール写真から想像出来た様に整形顔だが綺麗だった。
あとめっちゃ細かった。
別に整形は否定派ではないので全然良いんだけど見てわかるレベルにメスは入っていた。
こいつがまぁ結構めんどくさかった。
まず、合流した瞬間から異常にハイテンションだった。
待たせてごめんって話から、なぜ顔出ししてないのに来てくれたのかとか、
出会って1分くらいで3つくらい質問来た。
ちなみに会う前から薄々やばくね?と感じるところも多かった。
友達と飲んでると最初聞いていたが、
横浜に着いた頃に実はティンダーの男と飲んでた事を暴露された。
しかも僕が来たら抜けるという話だったのに、
合流直前に一緒に連れて行くとかぬかして来た。
(2人じゃないなら帰ると伝えた結果、何とかなった)
つーか、40分も僕の事待たせてるしな。
シンプルに頭がバグっているのだ。
ひとまず、約束していたダーツをすることに。
既にこの時点で深夜3時になりそうだった。
ダーツする前にとりあえずお酒飲みながら少しテーブルで話すことにした。
いつからアプリ入れてたの?とかあるあるな会話をしていたら
話の途中、唐突に目をかっぴらいて、
『お~~写真と顔同じだねぇ!』
って言ってきた。
いや、まぁ加工とか一切してないから
そりゃあ同じではあるんだけど、
顔出ししてない女が何を上からほざいてやがる。
全てが唐突に始まる為、色々怖かった。
もの凄く細かったし、タバコを吸うのに肌も綺麗だったので聞いてみたら
美容部部員の為頑張っている様であった。
『美容注射とかもしてて~、、』
腕のところに注射痕が2つくらいあった。
あんまり美容注射の事知らないからあれだけど
こいつ、クスリやってんじゃねぇの?
本気でそう思った。
質問すれば回答が来るんだけど何回も同じ事言って来るし、
酔ってるのか、ハイになってるのか本気で分からなかった。
そんなこんなで会話にならない会話をしつつ、
小一時間ダーツをして既に時間は4時前になってた。
ジャンキー女さんは狂ってるので明日9時から仕事らしい。
やっぱりドーピングしてるだろこれ。
結局ワンチャンもクソも無い事が判明したが、
ダーツは飽きたので最後の1時間くらいカラオケに行く事が決まった。
席を立とうとした時、ここで最悪のアナウンスが入る。
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『只今より、ビックジェンガ大会を開催します!』
ふざけんな。
この時間にビックジェンガ大会なんてやるな。
つーかビックジェンガってなんだ。
もちろん目の前のジャンキーは高らかに参加表明の挙手をしていた。
最悪だ。
結局僕も参加する事となり、
奥に居た会社の飲み会帰りの4人衆と共にビックジェンガ大会に挑む事となった。
ジャンキーはすげー楽しそうに4人と話している。
しかも始まる前に人数分のテキーラを頼みやがった。
僕はテキーラが苦手だ。
歳と共にツラくなって来ている。
女が飲んだのにてめーは飲めねぇのか~?
みたいな事言われて仕方なく飲んだが、
僕はまだシラフなのだ。
テキーラって大分温まって来てから投入するものだろう。
なんやかんやでビックジェンガ大会を堪能していたが、
僕のターンにクソジャンキーが絶妙なバランスで保たれていたジェンガをおもいっきり触り出して、崩壊した。
流石に僕のせいじゃないだろ。
なのにずっと言い訳してくる。
結局僕の負けとなった。
別に負けたことは全然良いのだが普通に腹は立ってた。
今まで会って来た女の子の中でもダントツにわがままで狂ってる感じがした。
僕は最下位の烙印を押され、またテキーラを飲む羽目になった。
終わった後も一生会社飲みの方々と絡んでるし、
最終的に一緒に飲もうとしていたが頑なに僕は断った。
店を出た後も居酒屋前でたむろしてた男達に、
『一緒にカラオケ行きましょうよ~』
とか誘い出したしほんとに疲れた。
もう後半はずっと帰りたかった。
最終的に30分くらいだけカラオケして、解散になった。
もう5時半くらいになってた。
色々疲れたが、奴は僕よりも疲労が溜まっているはずだ。
それにも関わらず、8時前に起きて仕事に行くと豪語していた。
底なしの体力だけは尊敬に値する。
駅まで行こうとしたら、なんかタクシー乗ると言い出した。
始発動いてるのに??
クソカスジャンキーの癖に贅沢だなと思ってた。
待ってる間にタクシー代を要求して来た。
しっかりシカトして見送った。
そして朝日を浴びながら僕は帰路へと向かった。
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以上がここ最近で出会ったやばいオンナーの話だ。
電車も無いし、帰る事も出来なかったのでずっと一緒に居たけど帰れるなら帰りたかった。
楽しくなかったからね。
僕の力量が足りず、相手からしてもつまらなくて他の人に絡んだりとかしてたのかも知れない。
まぁ、どっちにしろこいつとはもう会う事は無い。
ちなみにタクシー代の件だが、
ダーツの最初に飲んでた時に、
『私は女だが、年下にはお金は出させない。全部奢る。』
と言う発言をしており、
『端数だけ出してもらうとかもダサい。』
と強めの口調で言っていた。
僕は仲が良い後輩とか、良いなと思う子とかにはいくらでも出したいが、
たとえ年下だろうとやばい奴には最低限の出費で済ませたいタイプだ。
多分こいつはお金出してほしかったのだろう。
ダーツとカラオケの代金は持ってやったのに、
タクシー代要求された時は、
僕が人生で学んできたことが間違っていたのかなと錯覚した。
まぁ、今まで相当な人数の女の子に会って来たんだけど断トツで楽しくなかったし、なんなら一番怖い思い出になりました!!
皆も深夜にマッチングした女には気を付けよう!
欲に溺れて行動してもロクな奴は来ないゾ!!