雪を戴いた山々、その縁を橙色に彩る暮れなずむ空、日毎濃くなっていく木々の緑、満開の桜、道端にひょこひょこ顔を出しているつくしや名前を知らない花。
人界の騒動など知らぬげに、自然は変わらず美しい。
ヒトの存在など、所詮その程度のもの、かも知れない。

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