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居心地
居心地の良さはどこにあるのだろうかと、よく考える。日常的に足を運ぶ場所で居心地が良い場所といえばいくつかある。たとえば、
・Len / ロームシアター / 新風館 / 鴨川
共通してあるものはなんだろうか。最近は、違う目的を持って違う行動をしている人たちが、あたり前に同じ空間に同居していることではないかと感じている。
鴨川だったら、読書をしてる人、走ってる人、楽器の練習をする人、ご飯を食べる人、昼寝をする人、遊ぶ人、いろんな人がいる。違う目的と違う行動をしている人の集合なのに、その光景はすごく自然で、干渉することがない。何より安心する。
なぜ安心するのかというと、その場所においては、どれだけ多様な目的と行動が同居しても、そこに優劣などどこにもないからだ。
「ここではこんなことをするのも良いな」、「あんなこともするのも良いな」と当たり前に思うことができて、それを否定されることがない。
人が違う方向を向いているし、それぞれに違う物語を持ってそこにいる。空間として捉えると、ある種の無関心さみたいなものも同居しているとは思うのだけれど、僕はそれが心地良いと感じる。
一緒にはいる、でも背伸びして関わり合うことはない。それでいて、1人1人のしていることは当たり前に「それいいね」ってされる空気感があるというか。
言葉にしなくても行動の多様性をどれくらい許容できる空間であるのか、自分にとっては大切なことなのだと思う。