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🔴ヤットデタマン

🔴ヤットデタマン

『 ヤットデタマン』は、フジテレビ系列で毎週土曜に放映された、タツノコプロ制作のテレビアニメ。『タイムボカンシリーズ』第5作目にあたる。1981年2月7日から1982年2月6日まで放送された。

💚スタッフ

◆原作:タツノコプロ企画室
◆総監督:笹川ひろし
◆シリーズ構成:小山高男
◆脚本:小山高男ほか
◆キャラクターデザイン:天野喜孝
◆メカニックデザイン:大河原邦男
◆制作:タツノコプロ
◆放送局:フジテレビ系列
◆放送期間:1981年2月7日 - 1982年2月
◆話数:全52話

💚概要

本作品における新要素として、ヒーローが従来の男女二人組から男性一人である点、そして恒例であった動物型メカに代わり人型の巨大ヒーローロボット「大巨神」の登場が挙げられる。この大巨神は自我を持つだけでなく「偏平足を気にする」「義理人情に厚い」「ロボットなのに汗をかいたり涙を流したりする」など、人間的な個性が与えられた。

大巨神の登場はスポンサーのタカトクトイスの要請によるもので、フジテレビ側からはギャグアニメであるとして登場に難色を示されたものの、最終的には総監督の笹川ひろしが登場の決断を下している。

前作に引き続いて悪玉チームの増員も行われ、本作品では子供(コマロ)を加えて5名編成となり、ジュリー・コケマツとアラン・スカドンに関しては姿だけでなく口調までも別人とも思えるデザインの変更が施された。また、シリーズを通して悪玉チームの旗印に用いられたドクロマークも、本作品からは抽象化されたものになっている。

悪玉メカのモチーフの多彩さも前作より受け継いでおり、スポーツ→伝説上の偉人→おとぎ話や童話のキャラ→伝説上の怪物へと1クール毎に変更されている。本作品ではそれまでの恒例であった「お仕置き」に代わり、大巨神の「大激怒」によって「お仕置き」よりもさらに激しい仕打ちがなされている。

💚ストーリー

私立探偵事務所で助手として働くワタルとコヨミのもとに、1000年後の未来から二人の遠い子孫であるカレン姫がタイムマシンでやって来る。彼女は未来の地球であるナンダーラ王国の王女だが、国王である父が亡くなったことで次期国王を決める必要が生じていることを告げる。

しかし、ナンダーラ王位に就くには、王位継承の証である時空を越えることのできる鳥ジュジャクを探し出して捕まえる必要があった。そのために二人にジュジャク探しの助力を申し入れに来た。

しかし、ナンダーラ王国王位を狙うのがもう一組いた。賄賂の使い過ぎで没落したスカプラ王朝末裔のミレンジョとその一味である。ミレンジョは弟のコマロ王子をナンダーラの王位に就けて莫大な富を得んとし、さらにナンダーラの乗っ取りを企図していた。

行く先々でミレンジョ姫一味はメカを繰り出し、カレン姫一行を妨害してジュジャクの奪取を試みる。ワタルはカレンからヤットデタマンになる力を授かり、妨害するミレンジョ姫たちの悪巧みを、自意識を持った巨大ロボット大巨神とともに跳ね返す。

💚主題歌

◆オープニングテーマ

「ヤットデタマンの歌」

歌 - トッシュ
作詞・作曲 - 山本正之
編曲 - 乾裕樹

◆エンディングテーマ

「ヤットデタマン・ブギウギ・レディ」

歌 - 鈴木ヒロミツ
作詞・作曲 - 山本正之
編曲 - 乾裕樹

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