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🔴ちびまる子ちゃん

🔴ちびまる子ちゃん

『ちびまる子ちゃん』は、フジテレビ系列で、日曜(18:00 - 18:30)に放送中のテレビアニメ。日本アニメーションの社長の本橋浩一の孫が原作のファンだったことから企画が始動した。

💚スタッフ

◆原作:さくらももこ
◆監督:芝山努、須田裕美子他
◆脚本:さくらももこ、池野みのり他
◆キャラクターデザイン:重国勇二他
◆音楽:中村暢之
◆アニメ制作:日本アニメーション
◆製作:フジテレビ
◆放送局:フジテレビ系列
◆放送期間
・第1期:1990年1月7日 - 1992年9月27日
・第2期:1995年1月8日 -
◆話数
・第1期:全142話
・第2期:1334話(2022年5月1日時点)

💚概要

原作者のさくらは初期から脚本を降板する1999年まで、深く制作に関与していた。打ち合わせで持ち込まれた絵コンテに修正を加えたり、アドリブ禁止を貫くなどして作品の世界観を守ることに固執していた。

さくらが脚本を降板した理由は制作側との不仲やトラブルではなく「毎週毎週脚本を書かなくてはならないので、少し束縛感を感じてきたから」という理由のためで、スペシャルや節目の年には脚本を担当していた。

さくらの回想によると監督の芝山に世界観の構築をする際、「ドラえもん」や「ど根性ガエル」のような世界観にして欲しいと要望を出したところ、全て芝山の監督作だったため芝山に突っ込まれてしまったという。

第1期は、1990年1月7日から1992年9月27日にかけて全142回放送され終了した。これはアニメ化が決まった段階でさくらが「どんな作品でも良い状態で続けられる寿命は3年。それ以上無理に続けても作品の質や価値が落ちるだけ」との持論から、最長で3年との条件を出していたからであった。

しかし、終了を惜しむ声が多く、次第に考えが変わったさくらが続編の製作を承諾、第2期は1995年(平成7年)1月8日より放送が続いている。

💚あらすじ

第1期と2000年代の作品では、まる子の怠惰さやトラブルメーカーなど、原作に比較的忠実な性格設定となっている。原作にある独白を中心とした説明書きも、ナレーションという形で生かされている。

また1974年当時実際に起きた事件、社会現象(仮面ライダースナック廃棄、七夕豪雨、ユリ・ゲラー、長嶋茂雄引退など)も原作と同じように多く取り扱われた。永沢家の火災も新聞の静岡版に掲載された実話である。

しかし、さくらももこが脚本を担当していた、1995年から1998年頃の作品では、まる子が時に正義感の強いところを見せたりトラブルの解決者となることが多く、内容もいじめや教育実習生の苦悩、伝統工芸伝承者の後継者難などを取り上げた「社会派」の作品もあった。

💚主題歌

【第1期】

◆オープニングテーマ

「ゆめいっぱい」

歌 - 関ゆみ子
作詞 - 亜蘭知子
作曲・編曲 - 織田哲郎

◆エンディングテーマ

「おどるポンポコリン」

歌 - B.B.クィーンズ
作詞 - さくらももこ
作曲・編曲 - 織田哲郎

「走れ正直者」

歌 - 西城秀樹
作詞 - さくらももこ
作曲・編曲 - 織田哲郎

【第2期】

◆オープニングテーマ

「うれしい予感」

歌 - 渡辺満里奈
作詞 - さくらももこ
作曲 - 大瀧詠一
編曲 - CHELSEA

「ハミングがきこえる」ほか

◆エンディングテーマ

「針切じいさんのロケン・ロール」

歌 - 植木等・まる子
作詞 - Sheb Wooley(訳詞:さくらももこ)
作曲 - Sheb Wooley
編曲 - Rinky O'hen

「あっけにとられた時のうた」ほか

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