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少年アシベ

🔴少年アシベ

『少年アシベ』は、森下裕美による漫画作品を原作としたテレビアニメ。1991年4月4日からTBS系列で放送された。

💚スタッフ

◆原作:森下裕美
◆監督:石崎すすむ
◆シリーズ構成:東多江子
◆キャラクターデザイン:進藤満尾他
◆音楽:荒川敏行
◆アニメーション制作:ライフワーク
◆製作:日本映像、日映エージェンシー
◆放送局:TBS系列
◆放送期間:1991年4月4日 - 12月28日
◆話数:全37回(計111話)

💚概要

1991年にポニーキャニオンよりOVAとして先行制作され、発売後にテレビアニメ化されている。少年アシベ(1991年4月)少年アシベ2(1992年10月)の2期にわたって1週に3話が放映される形式で放送された。

初期の原作は、青年誌掲載であるために森下の作風である大人向けの漫画だったが、テレビアニメはゴールデンタイムの放送であり、玩具メーカーのタカラ(現・タカラトミー)が番組スポンサーに入りぬいぐるみなどのキャラクター商品が展開されたこともあって比較的子供向けを重視した内容で作られ、原作の少々ブラックなギャグや描写は放送コードの関係上省略されていた。

タカラから売り出した主力商品の「じたばたゴマちゃん」は約40万個出荷する大ヒット商品となった。

💚あらすじ

主人公の少年・芦屋アシベは近所に住んでいた同級生の阿南スガオとはとても仲が良かったが、小学1年のある時、大工職人であるアシベの父ちゃんが建築中の家を火の不始末で燃やすという事件を起こしてしまう。親子はそれまで住んでいた一軒家を引き払い、父ちゃんの実家付近である目黒区のアパートに転居。同時にアシベも転校することとなる。

アパートに転居して間もない頃、道路を歩いていたアシベの目の前を通りかかったトラックから白い物体が落下。魚だと思ったアシベは夕飯として食べるつもりで家まで連れ帰った。父ちゃんが台所で切りさばこうとするが、魚ではなさそうだとして動物図鑑で調べてみると、ゴマフアザラシの赤ちゃんだった。

父ちゃんが「食って食えないことはないが、アザラシの赤ん坊がかわいそうじゃないか」と言った直後、アシベの「じゃあ、こいつ飼おうぜ!」という一言で「ゴマちゃん」と名付けて芦屋家の家族の一員として飼うこととなる。

一方、アシベと離ればなれになったスガオは悲しみに暮れる毎日。その上、父の転勤に伴いネパールへ一家転住。山から下りて来たイエティ、学校に行けないスガオの家庭教師として依頼を請けた元修行僧などが家に居座ったり、フランス領コラコラ島(架空)に配転になるなど問題が多発。

しかし、阿南家は日本に戻ってくることになり、アシベとスガオの2人は、クリスマスの日に無事再会を果たす。

💚主題歌

◆オープニングテーマ

『リトル・ダーリン』

作詞 - 松本隆
作曲 - 平井夏美
編曲 - 井上鑑
歌 - 田村英里子

『まかせて! チン・トン・シャン』

作詞 - 中田有博
作曲・編曲 - 馬飼野康二
歌 - 田村英里子

◆エンディングテーマ

『愛のナイチンゲール』

作詞 - 松本隆
作曲 - 山口美央子
編曲 - 井上鑑
歌 - 田村英里子

『リトル・ダーリン』

作詞 - 松本隆
作曲 - 平井夏美
編曲 - 井上鑑
歌 - 田村英里子

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