誰でも簡単に5つの方法で売り方が解る
ホイラーの法則1:ステーキを売るな、シズルを売れ!
「シズル」とは、ステーキをジュージューと焼く音のことです。
我々は、ステーキそれ自体ではなく、それを焼いた時のジュージューという音に欲求が生まれ、ついついヨダレが出てしまいます。
つまり、シズルとは「顧客が欲しくなるセールスポイント」の比喩表現ですね。
例:電気掃除機のシズル
では、電気掃除機にはどれくらいのシズルがあるのでしょうか?
電気掃除機のメリット
・絡まないコード
・扱いやすいハンドル
・抜群の吸引力
・軽快な走行性
⇩
電気掃除機のシズル
・手間がかからない
・早く掃除ができる
・よりキレイになる
・より健康になる
「特徴」と「シズル」がそれぞれ対応しているのが分かるでしょうか
このように、構造・仕組み・値段も大切なのですが、それよりも顧客が得られる未来を得ることの方が何百倍も大切なのです。
メリットとベネフィット
上記で説明した内容をもう少し細分化していきましょう。
メリット
電気掃除機のメリット
・絡まないコード
・扱いやすいハンドル
・抜群の吸引力
・軽快な走行性
これらの内容は全て商品のメリットとなります。
しかし、これだけでは顧客が商品を購入してくれないでしょう。
大切なのは次にお伝えするベネフィットです。
ベネフィット
電気掃除機のベネフィット(シズル)
・手間がかからない
・早く掃除ができる
・よりキレイになる
・より健康になる
これらの内容は全てベネフィットとなります。つまり、メリットから得られる未来がベネフィットですね。
違い:売れる営業と売れない営業
売れる営業マンは、このベネフィットを積極的にアピールします。
図にまとめると
メリット ベネフィット
コードが絡まない→ 手間がかからない
扱いやすいハンドル→ 早く掃除ができる
抜群の吸引力→ よりキレイになる
軽快な走行性→ より健康になる(腰が痛くならない)
ここまでの内容をまとめると
「ステーキを売るな、シズルを売れ!」とは「特徴やメリットを売るのではなく、ベネフィットを売れ!」と言い換えることができますね。
コツ:相手の欲するシズルを売れ
例:掃除機
たとえば、顧客が今使っている掃除機でも十分にキレイになる場合は、「よりキレイになる」というシズルをアピールしても響きません。
しかし、顧客に「腰が痛くて掃除が大変…」という悩みがあるのであれば、「より健康的になる」というシズルが効果抜群なわけです。
つまり、「顧客が求めているシズルは一体どれなのか?」をしっかり探り当てる必要があるということです。
そうしないと、見当違いなシズルをずっと提案し続けることになるので、いつまで経っても商品を売ることができません。
まとめ
ベネフィット(手に入るもの)シズルになる部分を10個以上書き出す。
書き出した10個をどれが響くか全て書き出し見比べてみる。
書き出したシズルをストーリー立てて自己紹介にして伝えてみる。
(例)
Webマーケティングを使ってコンテンツ販売で例えてみます。
書き出したシヅル(ベネフィット)10個
SNS習得できる・販売習得できる・教育システム習得できる・収入アップできる
人間関係良好・夢が手に入る・生きたい生き方ができる・人の悩み解決
Web業界で勝ち組・初心者でも三か月で50万稼げる
(例)シズルを入れて文章作成
パソコンすら持っていない初心者でもたった3ヶ月で50万最大稼げる
ノウハウを教えます。
1.集めたいお客さんを集める方法
2.教育攻略マニュアル方法
3.販売方法
上記文中に10個全部れるのではなく、相手に刺さる文章を是非作ってみてください。
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