そうだ、同棲しよう(第2回)
前回
吾輩はゲイである。
現在カミングアウトすることなく、恋人とルームシェア(同棲)できる部屋を探している。
相変わらず、「ルームシェア相談可」という物件が多く並んでいて少し辟易する。
似たようなことに求人も実際は女性を求めているのにそれを求人票に書けないからって話があったような気がする。
差別差別、配慮配慮でめんどくさいことが増えていないだろうか?
2件目
今回は吾輩がなんとなくとった有休で思い付きで問合せしたらトントン拍子に予定が決まったので1人で不動産会社に行ってきた。
1件目の時は割と控えめだったかと反省し、2件目の不動産会社にはルームシェアであることをやや強調する形で説明させてもらった。
もちろん我々の関係は友人として。
(男性2名の入居を不安視するのだから関係性の表現の違いは意味が無いものと割り切っている)
前回の不動産会社の担当者の方よりも部屋を探す我々の意識を汲んでくれているように感じた。
問い合わせた物件以外にも近場で類似物件を数件用意してくれたが、我々が求めていないであろう物件に関しては足早に説明するくらいに留めて、本題に入るのもスムーズで好感が持てた。
実際に、問合せ物件と類似物件1件の2件を内見をするが、間取りがかなり似ており、前回よりも「説明されなかったデメリット」を発見することはほとんど無かった。
この辺は同性愛者の物件探しって話よりも不動産会社の選び方って感じだろう。
見た物件は予算的にギリギリのラインなのではあるのだが、非常に良いと感じたのでもう1回恋人と一緒に内見する予定。
公開情報
・吾輩たちの希望はそれぞれに個室と2人で過ごせる共有部分があること。
希望の関係上、2LDK以上となっている。
・自分たちの希望をなるべく理解してもらえるように熱意を持って説明
するべきだと感じた。
・不動産屋としても男の(女のも)ルームシェアは難しい案件。
それにちゃんと対応してくれる不動産会社と担当者を探すことが大事。
・日本では血縁者以外のルームシェアの理解が乏しい。
(物件のオーナーは高齢者が多いし、想像以上にアナログなので
個別の細かい検討や対応がされにくいという環境があるらしい)
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