そうだ、同棲しよう(第1回)
吾輩はゲイである。
カミングアウトはしていない。
付き合って10年になる恋人とそろそろ同棲しようなんて話も出るけど、どちらもめんどくさがりなので全く話は進んでいない。
よく、男同士の同居は不動産屋さん的に難しいケースが多いとされるので、その辺実際に見聞き体験したことを日記のようにできたら、と思っている。
1件目
重い腰を上げてちょこちょこ探していて、目に留まった1件。
やや築年数はあるものの、広さ的に申し分ない上に周辺物件よりも安い賃料だったのもあって内見までは素早くことが進んだ。
最初にルームシェアであることを前提にお話を通していて、2人揃って店舗に赴いた。
そこで言われたのは
「友人同士のルームシェアは騒音やキレイに住む印象が無いオーナーが少なくない。10件あれば1件は断られると思った方がいい」
ということ。
そもそもルームシェアを前提に物件を探しているものの、ルームシェアが許可されるかは審査次第の別の話。
だから「ルームシェア相談可」というキーワードが散見されるのだろう。
問合せして、確認して、断られるのも面倒くさいので「ルームシェア可だけど男同士のルームシェア不可」くらい書いて欲しいなというのが正直な所。
結論から言うと、今回の物件はハズレ。
他に用意されていた物件もあまり魅力が無いため、1件で内見は終了した。
事前情報と1件の内見とヒアリングから「男同士のルームシェアは難しそう」という認識ではいるが、これが「女同士の~」とか「男女での~」になっても同様なんじゃないのかな?っていうのが吾輩の感想である。
カミングアウトして上手くいくならそうしてもいいけどなー、とは思うが、上手くいく保証もないから当面は現状の方針のままで探してみることにする。
公開情報
・吾輩たちはあくまでも「友人同士のルームシェア」としてお伝え。
どう思われるか、に関しては気にしないことにした。
対応してくださる不動産会社の方々には「そうなんだろうな」くらいに
察してくれると助かる。
次回(2件目)
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