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今期1番楽しみにしているドラマになるだろうか
「いちばんすきな花」
登場人物男女4人の物語

繊細で敏感で、優しくて優しすぎて生きづらさを感じたり
気持ちを先読みしすぎて本音もなかなか言えない、そんな似ている4人が出会って物語が進んでいく

このドラマの1話目を観た時に「あぁ、、、わかるなこの感覚 そうなんだよな」って共感する事ばかりだった

このドラマを観て「考えすぎだよ」とか「ウジウジしてるな」とか思っている人がいるなら単純に観ていても合わないジャンルだったんだろう

人の細かな感情を無意識に読み取ってしまうからなるべく波風立てないような安牌の答えになってしまうことが多い

別に人の顔を伺って来たわけじゃない
自分なりの正直な気持ちを言ってきたはずだ
会社でどの社員も近づかないような怖くて難しい人に気に入られた時には「あいつゴマするのが上手いな」なんて影で言われていた
俺は特に何も特別な事をしていた訳じゃない
まだ10代、分からないことだらけだ
だから真剣に質問し、どの社員にも挨拶はしていた 
ただ本当にそれだけ

*
「ごめん」と謝ることは子供の頃からの癖になっていたのかもしれない
でも、そのごめんが気に入らない人間だっているんだよな
虐められていた時も「お前っていつも謝ってばっかだよな!」って
それでも自分は「ごめん、、、」そうだな
そうだったよな

ごめんって言っている事に安心していたのかもしれないね
でも、虐められている子がいた時は無視は出来なかったんだよね
その子は虐められなくなったけど、今度はその相手が俺に変わっただけ
あの時は自分を守れなくてごめん 
でもあの時の俺はそれで良かったんだよ

*
高校を卒業してから10年勤めた会社を退職後に少しだけ花屋さんで働いた事がある、本当に少しの期間だったけど貴重な経験だったと思う
配達を頼まれて慣れない車の運転をしながら行き着いたのは保育園
頼まれたのはそこの保育園の園長さんが辞めるという事でサプライズで花束を渡してきて欲しいと
注意事項としては「花の値段を聞かれても絶対に言わない」「花束の下の部分に水が入っているから下にむけないように」

運転は慎重に花束も傷めないように
門についていたインターホンを押して「〇〇花屋です〇〇様にお花を届けに伺いました」
その後に渡す本人が出て来てくれて「〇〇様からです」といって渡した時に
とても驚き嬉しそうな顔をしていた

「ありがとうね、届けてくれて」

その顔を見て無事に届けられて良かったなと思った

今でも配達前に注意事項を書いてくれた先輩従業員さんのメモは残してある

*
今自分の人生を振り返ってみてもこの時期が楽しかったとか、青春だったなとかはないと思う
それでもこの歳になるまでは何かしらはして生きている
10歳からガラッと落ち始めてもうすぐ25年
来年35歳
この25年の中の積み重ねで何か少しでも掴めますように、出会った人達の気持ちを大切に出来ますように

もう少し、たまには自分を褒めてあげれますように

自分を攻める方が簡単だよな、安心するよな
期待しなくて良いから

口には出さなくても、心の中では呟いてもいいよな
大丈夫、大丈夫
ここまでよくやってきたよ、俺は自分なりに頑張ってるよ🍀

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