流れる日常
亡くなってから10年以上も経つのに今でも寝て起きて階段を降りたら居ると勘違いしてしまう
「あら、おはよう」って言ってくれた大切な人はもう居ない
その人が一日でも長く生きてもらいたくて
それが自分勝手かもしれないけど生きる事、働く事の原動力だったのに
それからはぽっかり穴が空いてる
でもその穴を埋める様に今は姉ちゃんが姪と甥を産んでくれました
本当は抱っこしてもらいたかったけどそれも叶いませんでした
今はあの子達の存在が俺の心の穴は少しだけかもしれないけど埋めてくれてるのかもしれません
恩返しも ろくに出来なかった俺だけど
俺はあの子達に恩送りを出来る存在になりたいと願います
今年は十三回忌、それだけ遠くから見守ってくれているものだと信じて