その選択を信じてる
子供の頃自分は小学5年生から5年間不登校と引きこもりになり、あの時は心身共に荒れに荒れていた
なんで不登校になったのか、理由は虐めだ
ありきたりの理由かもしれないけど、当時自分の友達グループのリーダー的存在がクラスメートの1人を虐め始めた(偶然にもそのリーダーは俺と同じ名前がそれがきっかけで仲は良かった)
俺はその子が虐められている姿を見ている事しか出来なかった、でもそれが嫌で学校が終わった後にその子と会って遊んだりしていた
でも学校内では見て見ぬふり、学校外では普通に遊ぶ自分に対して卑怯な気持ちなっていてそれも凄く嫌だった
ある日見ている事だけの自分に我慢出来なくなって、その子を助けた
その後日から虐めの標的は俺に変わった
そこからは毎日我慢する日々
とにかく我慢、我慢、我慢 無視されようが髪の毛引っ張られようが暴言吐かれようが
ニコニコして笑って流して我慢さえしてれば1日終わる
それでいい あの子が虐められなくなって良かった そこには安心していた
でもある日から身体の不調が始まった
とにかくトイレ(小)が近くなった、もう2分に1回行く感じでも何回トイレに行っても尿意は治まらない
学校にいる間おそらく50回ほど行っていたと思う
当時母親に連絡がいき「息子さんが授業中にトイレに行く回数が多いです、身体は大丈夫ですか?」
その後病院にも行き調べても身体自体にも異常は無い、しいて言うならストレスだと思いますよという内容で終わった(今になってわかる心因性頻尿だったんだろう)
俺は虐めらていた事は知られたくなかったけどこれがきっかけで虐められていた事が親にも伝わり
ある朝いつも通りに学校に行こうとした俺に「学校ちょっとの間休めば良いよ」と言われた時には
???しか思い浮かばなかった
でもこのちょっとがまさか5年間も続くなんて誰も思わなかった
その間はいろんな人達に迷惑をかけていた日々
あの日を境に明るくてわんぱくな少年はいなくなった
でもこの5年間があっての今の俺の思考や価値観に辿り着いたのも事実
ただ言える事は精神的にボロボロになって現在もそれと向き合ってるけど
あの子を助けた選択は間違っていなかったと信じている