問いについて
色んな問いを通じて、気づかされていると感じた。
問い、は自分に気づきをくれると感じる事があった。
・講演会の最後の質問
・取材で質問されて
・ワークショップに向けてのミーティング中での問いかけ
取材で質問を受けたときのことだった。
現役時代に所属していた天満屋の後輩が最近大活躍をしていて、強さの秘訣を聞かれることが多くなった。
自分の所属していたチームの後輩が活躍してくれていて、とても嬉しく思う。そして、現役時代を振り返りながら、自分が感じてきた天満屋の強さを話していた。
" 身近にオリンピックに出た先輩がいて、その先輩からたくさん学ばせてもらった"
そんな話をして、自分でハッとした。
私は、先輩として後輩に何か残したんだろうか?
残せなかったという気持ちが強いが、久しぶりにその事を自分で思い返すきっかけになり、後悔の気持ちがぶり返してきたことがあった。
当時のことは封印して現在、生活している事に気づいたし、久々に過去の色んな後悔を思い出した。
過去の選択というテーマで書いてるように、今が充実していたら過去の失敗や後悔も、前向きに受け入れていけると思っていた。
(過去のnote・過去の選択より)
しかし、問いをきっかけにふと昔のことを思い出すと、あの時チームの後輩へもっと何かできたなという気持ちになる。
特に引退する少し前の当時、自分のことしか考えられず、人のことを考える余裕が無かった。コーチや監督から、周りのことを考えていくことの大切さを伝えていただいていたのに、全く実行できなかったことを、今更思い出した。何年も遅れてその事への後悔の気持ちと、今更過去は変えられないからどうしようも無いという気持ちになった。
色んな気持ちに整理をつけて日々過ごしているけど、こうして時々…また整理が必要な何とも言えない気持ちになったりする。
きっと、この後悔や失敗を思い出したことにも何か意味があるんだろうなと思いながら…文字にしている。
ぐるぐる考えてしまうが、後輩たちにとって、東京五輪の最終選考会に向けて頑張れ〜!という気持ちになる!!
そして、私はシンプルに今目の前のことを大切にやる事しかないと思う。
たまに後悔も思い出すことで、だんだん消化?していく様な気もしている。