週末日記:2024年10月5日
前日は会社のパーティーからの直帰で早めに帰れたので寝坊せず起床。予報どおりの雨模様で覚悟を決める。
遠征土産のお返しでいただいた浜松銘菓「あげ潮」が美味すぎる。クッキーの甘さは控えめだが、生地に練りこまれているドライフルーツやナッツと絶妙なハーモニーを奏でる。大事に少しずつ食べていたが、試合準備中に食べ終える。とても悲しい。
午前10時頃に家を出発して電車移動。JR南武線・稲田堤駅の駅舎が高架化してきて便利になっていた。京王線に乗り換えて京王多摩センター駅に下車。ホーム内にある長友選手の広告に爆笑。
今回、駅から町田GIONスタジアムまで徒歩移動に挑戦。早い時間帯なのでマッチデー恒例の必勝祈願ランにかわる儀式的な意味もあるが、シンプルに面白いと感じたからだ。
街を歩くことは、その街を知ることだと思う。遠征・旅行で散歩したり、ランニングする理由もその街をもっと知りたいからだ。
小道を掻い潜り、大通りを歩いて、山道をアップダウン。自然豊かなエリアも多くある町田市の大きさを実感する。
1時間弱歩いてスタジアムのある野津田公園に到着。なかなか良いタイムだった。
今までバスで来ていたので初めて見る正門。
野津田で試合観戦するのは2018年以来6年ぶり。スタジアム名がGIONスタジアムになったり、立派なバックスタンドが完成したこともそうだが「天空の城」を前面に押し出した仕様に驚く。ある種のブランド化とも言えるが、とにかく徹底ぶりに驚く。
体力を使う観戦には、ちゃんと食べる。スタグルの顔ぶれもだいぶ変わったようだが『隠れ家食堂』ベーコン串は健在だった。雨の中食べる串、先日のロッキンを思い出した。
観戦における快適性・利便性が必要最低条件だと言われる中で、天候不良でアクセスも少し難度のある場所に多くの観戦者が足を運んでいることはシンプルに凄いと思う。サッカー観戦が持つ宗教性とも言うべきか、こうした信心深さはエンタメの領域を超える部分がある。
概ね予想どおりの布陣で臨んだ試合は、想定外の大勝で終えた。三浦選手の同点弾で勢いが増したことも大きかったが、町田さんの人数をかけて奪いにいく守備に対し、サイドチェンジ等を活用して人がいないスペースに素早く展開するアプローチが攻勢を呼んだ。また、イコールコンディションではない中で球際の強さや集中力の高さの光る戦いぶりも良かった。
相手の土俵も負けず、自分たちの良さを最大限に引き出して勝利。今季ベストゲームのひとつに挙げられるだろう。
試合後、長時間バス待って帰るには時間を要するだろうと思い、帰りも駅まで徒歩することにした。ルートを変えたほうが面白そうだと思ったので京王永山駅に向けて歩き始めた。
ひとり観戦の時は、勝敗関係なく静かに一人で試合を振り返りたい。
体力的には問題無かったので、ほとんど歩いている人が見えない道を黙々と歩きながら考えごとをしていたら無事到着。またしても長友選手に迎えられた(笑)
帰宅後、風呂と夕食を終えて早々に就寝。しっかり動いた日は時間を問わずにぐっすり眠れる。